大阪労働大学講座(9回目)
クールビズも終わり、明日から神無月。今日も大阪労働大学講座(9回目)を受講しました。今回は「非正規雇用と雇用平等」、講師は昨日に引き続いて大阪大学大学院法学研究科准教授 水島 郁子先生でした。~レジュメより一部抜粋~一般的にどのような要件が間接差別にあたるかについては解釈がわかれるところであるが、男女雇用機会均等法(7条)が禁止しているには、以下の3つの場面である。(施行規則2条)合理的な理由がないにもかかわらず、以下のような要件を設けることは、実質的に性別を理由とする差別となり、違法である。・労働者の募集・採用にあたって、労働者の身長、体重または体力を要件とすること・コース別雇用管理における「総合職」の労働者の募集・採用にあたって、転居をともなう転勤に応じることができることを要件とすること・労働者の昇進にあたり、転勤の経験があることを要件とすること下の2つについては、合理的な理由を見出すことは難しいと感じる。今後、判例が積み上がってくれば明らかになるだろう。