大企業は法定雇用率を達成
厚生労働省は20日、障害者雇用が義務付けられている従業員56人以上の企業の障害者雇用率は、今年6月1日現在で前年比0.04ポイント増の1.63%だったと発表した。4年連続で過去最高を更新。企業規模別では、1,000人以上の大企業で平均雇用率が1.83%と、初めて各企業に課せられている法定の1.8%を超えた。一方、中小企業では雇用率が低迷しており、100人以上300人未満の企業の平均は1.35%だった。-後略-(11/20 共同)“事業主は、毎年6月1日現在の身体障害者及び知的障害者の雇用に関する状況を7月15日までに、「障害者雇用状況報告書」により、企業の主たる事業所の所在地を管轄する公共職業安定所の長に対して報告しなければならない。”しかし、肝心な提出率そのものは公表されていない(と思う)。コンプライアンス意識の高まりから、大企業平均では法定雇用率を超えたものの、依然として下回っている企業も多い。この分野でも「ユニクロ」はパイオニア、他を寄せ付けない勢いを感じる。大阪府の法定雇用率は全国43位(07年6月現在)の低水準で、橋下知事は「障害者雇用の日本一を目指したい」と意欲を示している。中小も大企業と同じ法定雇用率という点に無理はないのか?もう少し踏み込んだ法的強制力を持たすべきではないのか?と思うが・・皆さんはいかがお考えでしょうか?