36協定違反で書類送検(岸和田労基署)
岸和田労働基準監督署は25日、貝塚市の貸し切りバス運送業「日本観光」と経営者を労働基準法違反の疑いで大阪地検に書類送検し、発表した。同労基署によると、同社と経営者は昨年11月9日バス運転手1人に、同社と従業員との協定で上限としている1日16時間を超えて1時間40分の時間外労働をさせた疑いがある。また同年8月7日から20日の間と、同年9月4日から17日の間に、協定で休日労働の回数を2週間に1度としているのに、休日を与えず労働させた疑いがある。同社では、この運転手が運転する貸し切りバスが同年11月12日午後3時ごろ、愛媛県新居浜市の松山自動車道でトンネル側面に接触、乗客9名が死傷する事故を起こした。(9/26 asahi)バス業界には厳しい状況が続いている様子。普通は36協定違反が報道ベースに乗ることは殆ど無い。まともに協定を守っている会社はどれくらいあるの?そもそも協定の存在すらない中小企業が相当数に上るわな。