社労士面談は支配介入か?(中央労働委員会)
中央労働委員会は、労働組合員が勤務先の顧問社労士との面談の場で組合からの脱退を勧奨されたとして救済を求めた紛争で、勤務先企業の支配介入を認めた東京都労働委員会の初審に引き続き、面談での言動を不当労働行為と認定した。同社からの再審申し立てを棄却している。-後略-(2016.6.13労働新聞) デスクを整理していると古い労働新聞が出てきた。そうだ、こんなことがあったんだ。面談は社労士の個人的な行為であるとの主張が認めらなかった。社員指導面談票なるシートに記録されていたことが重視された模様。争点は面談が支配介入に概要するのか、社労士の講師が会社の行為と同視されるのか。 社労士としても社長からの依頼をむげに断ることは難しい。が、あくまでも中立の立場で対応すべきだった。アドバイザーとして。救済を申し立てたのは東京東部地域合同労働組合東部ユニオン。あっばれ!ですな。