パワハラ労災が最多
厚生労働省は23日、仕事が原因でうつ病などの精神障害を患い、2020年度に労災認定されたのは前年度比99件増の608件だったと発表した。1983年度の統計開始以降、2年連続で最多を更新した。原因別では、昨年、認定基準項目に追加された「パワーハラスメント」が99件で最も多かった。自殺(未遂含む)の認定は前年度比7人減の81人。新型コロナウイルス感染症に関連する認定も7件あった。パワハラによる労災は近年、社会問題化してきた。パワハラの項目が新設されたことで、改めて、劣悪な職場環境がまん延している実態が浮き彫りになった。(2021.6.23 共同通信)経営トップが意思表明しても減らないパワハラ。加害者の多くは「指導の範疇。心外だ。何が悪いのかが分からない。」といった具合で付ける薬が見当たらない。指導してもほぼ治らないと思う。以上、私見です。