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カテゴリ:猫
本日、5月31日。
我が家は4匹目の猫を引き取った。 キョロキョロしては、あちらこちらによじ登り、 登ってはコケて、また次のモノに興味を示す。 そりゃ、そうだ。だって見るもの全てが『初めて』ばかりだもん。 可愛いだけでは表現しきれない宝物が見つかった。 そんな嬉しい思いを、たくさんたくさん書こうと ブログを書く手が進み、ついつい長文になってしまった。 さて、、、、ここからは別の話なんだけど、、、 私には、半年に1度ほどメールや電話が来る友人がいる。 年に1回位は会ってると思う。 ぶっちゃけ元彼。今は幸せな家庭を築き、お子さんまでいる。 (奥さんにも会った事あるんだな。) この文章ではM氏と呼んでおこう。 そんな彼との間に切っても切れないものがあるとしたら、 2人で飼っていた2匹の犬の存在だったんではないか? アメリカ時代から飼って、日本まで連れてきて、 別れるまで一緒に暮らしていた。 ペンブロークウェルシュコーギーのアシュトゥン。 アメリカンコッカースパニエルのセオドア。←通称:テディ アシュゥトンは2年前のGW直後、末期癌で安楽死だった。 その時連絡を受け、動物病院に駆けつけた時には 駆け寄ってくるほど元気だった。でも痛みに耐え、 絶えずお尻からは血が吹き出て、腸が飛び出していた。 その時、側には身篭っている奥さんも同席してたので、 看取るのは新しい家族でお願いします。-と、一言添え 駅まで泣きながら歩いて帰った。 それ以上進めなくなってホームで蹲ってしまい、 横浜の某駅まで、今の旦那に迎えに来てもらった事がある。 つらい出来事でした。 それでね、 夕方、やっぱり半年振り位にそのM氏からメールがきたんさ。 「今日は仕事休み?」って。 仔猫もらったばかりで、ブログを書きなぐっていた私は 「休みだよ~~ん♪」と返した。(今思えば、アホだ。) そして来たメールには。。。 「テディちゃんが、危ないんだ。 さっき心臓が止まったんだけど、今復活した。来れる?」 内容はこんなだったと思う。今は思い出せないし、 読み返せない。 私は、ブログをそのまま放置して、 ミケランジェロと寝ている旦那に「横浜行ってくる」と 言って、車を走らせた。 一時間ほどして、動物病院に着くと、集中治療室で 泣きながら体を撫でている彼と、テディがいた。 テディは体内に空気を機械で送られており、 故意に生かされている感じがした。 口には大きなチューブ。拘束された手足。 体中にいっぱいの線が貼られていた。 喉元の動脈が破裂して、気管支に詰まり、 呼吸困難になり心肺停止後、再度復活したものの 脳や体全体まで酸素を送るほど息が出来ず 機械を使っているらしかった。 M氏は口数少なく、テディの名前を何度も呼んでいた。 先生の話では、意識はなく、心臓もかろうじて動いてる状態。 出来ることなら、痛み(息が出来ない事に対する)を生じない 薬を飲ませて、そのままお家で看取ってあげてはどうだろう? と、やさしく告げていた。 でも、M氏は何も答えず、ずっとテディを撫でていた。 30分位側にいたが、ただ2人で泣くしかなかった。 奥さんは自宅で子供と待機しているらしく、 もしかして、前回の件があったから譲ってくれたのかな・・・ そんな事も思ってしまった。 でもさ、私の口から出たセリフは「看取るなら家に連れていきなよ。」 だった。しかも・・・・ 「私、暗くなると、怖くて車運転できないから帰るね。」 ・・・・・・・・・・・・・・そう言った。 うん。 言えたね。 偉いぞ。 私。 もう帰るの?みたいな顔をしていたM氏に 席を代わってもらい、テディちゃんが 生きてる間の最後の挨拶をした。 涙で声になっていなかったが、何度も謝った。 何度も長い耳をめくって、耳元でテディの名前を言った。 「次に生まれて来る時は、最後まで一緒だよ。待っててね。」 そう言ったと思う。あまり覚えていない。 車に戻り、 泣いた。大泣きした。 テディの元に戻りたかった。 けど、戻らなかった。。。 20分位泣いた後、高速で120キロかっ飛ばし、 家に戻った。 そこには我が家に来たばかりのミケランジェロがいたが、 「かわいい」とか「ハグしたい~」なんて感情はなかった。 そんなに切り替えウマイ人間じゃないよ。 ごめんね、ミケ。 ママに時間を下さい。 さっき、「20時頃に痛みもなく、亡くなりました。 来てくれてありがとうね。」と短いメールが届いた。 テディと私の思い出が走馬灯のように頭をよぎった。 新聞広告欄で「仔犬差し上げます。200ドルです」の記事を見て 隣の州まで見に行った事。 その中から、一番太ってるテディを選んだ事。 リードなしで散歩する時、木陰に隠れた私を必死になって探した事。 アシュトゥンはパパっ子(M氏)、テディはママっ子だった事。 パパと喧嘩して、泣いてるママの涙を必死で舐めてくれた事。 公園で遅れて合流した私を見て、必死に走って 目の前の深い溝に気づかずそのまま落ちてしまった事。 その時の鼻の傷は、、、、 最後に見たテディにしっかり残ってた。 今日の1コ目のブログは、旦那が「みんな楽しみにしてるんだし、 アップするんだよ?」と言われ更新たけど、 テディの存在を消すことはできないので書きました。 でもね、今泣いてる私の膝にはチャコが・・・ ゴロゴロ喉を鳴らしながら見上げてくれてるんですよ。 この子たちの母親だもの。しっかりしないと。。 だから、「そっとしておこう・・・」なんて思わないで 新しい家族の紹介ブログに是非お返事くださいね! すごくレス楽しみにしています。^^ (特に、うちの旦那が!!w) すぐには返信できないかもしれないと思い、 事情を先に書かせてもらいました。 次の日記は、元気になったまろ加が登場するぞぃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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