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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
諸事情にて長い連休をとっていた常勤医のせっかち先生、
ほんとだったら数日の休暇の予定だったはずなのに、その後二転三転あり、 結局は10日以上の休みになってしまった。 まあね、大きい声じゃ言えないんだけれど、ご病気だったんだよね。 しかも、ちょっと恥ずかしい系の病気だったらしいんだな、これが。 なんでそれを知っているのか・・・っていうと、、、 院長が自身の患者さんの紹介状の返事にせっかち先生の名前を出して、 『当院の医師が今度お世話になります。』 な~んて書いてしまっていて、しかもそれを医事課の持ってきて、 『これ、ファックスしといてください!』 だなんて言うんだもの。 そ、そりゃ、せっかち先生にしてみたら、内緒にしておきたかったのだろうけど、 バレバレやんかー!! さて、そんなせっかち先生がやっと復活するってんだけど、この日は外来担当じゃないからねぇ、 先生が外来に降りてくることは無いんだよねぇ。 しかも、おいらは外来と事務所のメッセンジャー役だから、病棟で仕事することは出来ない日だし。 事務所に居るだけから、たぶん遭う機会は無いよなぁ。 まぁおいらのことだ、うっかり遭ってしまったら、たぶん笑ってしまうからな。 遭わないほうが良いよねぇ。 なーんて思いながら、朝、外来にカルテを届けようとした・・・ところ、 せっかち先生:「あのー。」 わわわっ!!!め、目の前にせっかち先生がああああっ!! 突然事務所に入ってきたせっかち先生とかち合ってしまったよ!! そ、そりゃ、にっこり笑って言ってしまったよ、おいら。 おいら:「ありゃま、先生、ご無沙汰ですぅ!」 思いっきり三日月目のおいらの挨拶に、せっかち先生はといえば、苦い笑顔で、 せっかち先生:「あははっ、ど、どうも。」 おいら:「もうよろしいんですか?(←何がだよ!)」 せっかち先生:「あ、ああ、まぁ。(アセアセ)」 目の前の席に座って外来入力中の同期さん、聞きながら笑いをこらえるのに一苦労って顔してる。 せっかち先生は、自身が休んでいた間に他医から紹介された患者さんの検査結果をファックス したくて、事務所に来たらしいのだが、、、 おいら:「ああ、それ紹介元のドクターから電話があったので、ファックスしたおきました。」 と、用件終了。(っつーか、『ファックス済』のメモ着けといたはずだけどなぁ。。。) スゴスゴと医局へ戻って行かれたわけだが・・・、、、、 せっかち先生が居なくなってから、同期さんが笑いながら・・・ 同期さん:「きむぽんちゃん、怖いことしないでよー、もう。」 おいら:「え?ま、まずかった?」 同期さん:「だってさー、あたし達が知ってちゃマズいじゃん!」 おいら:「まあそうなんだけどさ。でも、言いたかったんだもん!」 ひょっとしたら、先生だって話したかったかも知れないのになぁ(←いや、そりゃないだろう)。 聞きたかったのになぁ、体験談。 だって、おいら達だっていつ同じ体験をするかわからないんだからさ!(ぷぷぷっ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月25日 23時12分23秒
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