|
カテゴリ:気まぐれ業務日誌
うっかり、大事なことを忘れてしまっていたおいらが悪いんだけどさ。
自分が悪いのに、そのフォローを他人にお願いするんだから、どう考えてもおいらが悪いんだよ。 だからって、そんな意地悪言わなくても良いのにさ。。。 どしてそんなにセコいんだよ!!! 時間外まで延びてしまったこの日の外来、早番の同期さんや子供さんの迎えがある先輩はもう 帰ってしまった。 なのに、セクスィー先生の最後の患者さんのカルテがなかなか戻ってこない。 やっと戻ってきたときには、すでに患者さんは待合には居なかった。 外来看護師さん:「お薬はないの。紹介状を書いてたから遅くなったみたい。患者さんは明日 紹介状をもらいに来るから、そのときに会計もするってことでもう帰られたわ。」 ・・・そうだったんだ、じゃ、この紹介状も明日処理すればよいや!! と、カルテに紹介状を挟もうとすると、・・・あ゛!!診察した際押すべきゴム印が違ってる! あちゃちゃ、急いで外来の廊下のゴム印を借りに行くと、診察室から出てきたセクスィー先生に 遭遇した。 あ、ちょうど良いタイミング!! おいら:「先生、ちょっとお伺いしたいことが。(←最初はとーっても下手に出るおいら)」 セクスィー先生:「ん?何?」 おいら:「伊達めがね先生のメルアド知ってる?」 セクスィー先生:「え?なんで?」 おいら:「ちょっと連絡したいんだけどさ。先週うっかり伝言し忘れてて。知ってたらメールして もらいたいな~と。」 セクスィー先生:「あー、どうだっけっかなぁ。」 そういうと、白衣の下のズボンのポケットから携帯を取り出し、伊達めがね先生のアドレスを 検索してくれた。 セクスィー先生:「で、何なんだよ、伝言ってのは?」 おいら:「えへへっ、うんとね、『水曜にやるよ。やる気があるならラケット持っておいで!』 って伝言したいんだ。」 セクスィー先生:「ラケット?何する気だ?テニスか?」 おいら:「うんにゃ。バドミントンだんねん!」 そうなんだ、このとき(4月23日の日記参照)に、医局でダイエットの話から、 伊達めがね先生:「ダイエットするならやっぱり運動しなきゃダメだよ。」 と、サプリメントダイエットを始めたばかりのおいらに、なんともまっとうなご意見をされ、 むっとしたおいらは、こう言い返したわけ。 おいら:「運動してるもん!したもん!バドミントン始めたんだもん!」 まだサークルの活動は2回で、しかも1回は体調不良で参加しなかったから、つまりは1回しか してないのに、声高々と『運動したもん!』と主張したのだ。すると、 伊達めがね先生:「あ、ボク、学生時代バドミントンサークルだった、幽霊部員だったけど。」 おいら:「へー、おいらもバドミントンクラブだったよ。一年間。ルール知らないけど。」 と、バドミントンの話で盛り上がり、当然こういう展開に。 おいら:「じゃ、うちらのサークルに参加する?」 伊達めがね先生:「そうだなぁ、やろうかなぁ。」 はいっ、上手な人一人、勧誘しましたー!! で、伊達めがね先生の夜勤の無い今週の水曜が、運よくサークルの活動日になっていて、ただ、 まだだいぶ先の話だったから、 おいら:「じゃさ、ゴールデンウィーク明けの週にもう1回ちゃんと誘うね。」 と、言ったのだった。 が、しっかりそのお誘いを忘れてしまったおいら・・・。。。 セクスィー先生:「へー、で、俺を使うわけか。」 おいら:「良いじゃん、メールするくらい。。。」 セクスィー先生:「あ、メルアド、入ってない。」 おいら:「ダメじゃん!使えねーじゃん!」 セクスィー先生:「電話だったら判る。」 おいら:「あ、じゃ、後で電話しといてよ。」 さすがに診療は終わったとはいえ、ここは外来の廊下です。 自分でも分かってたんだよ。常勤医をパリシに使うことの大胆さ。。。。 そ、そりゃあまり他人に知られるのは宜しくないし。。。 が、そういうことにとんちゃがないセクスィー先生は、その場で電話をかけてしまった。 おいら:「ちょ、ちょっと、ここで話したら聞かれるでしょ!あっちの診察室で喋ってよ!」 焦ってセクスィー先生を奥の診察室へ押し込むと、ほぼ同時に、電話が繋がった。 セクスィー先生を押し込んだ診察室の廊下で、両手を合わせて拝むポーズのおいらを見ながら、 電話の向こうのたぶん伊達めがね先生と話すセクスィー先生。 セクスィー先生:「あー、実はさぁ、伝言頼まれたんだけどー。うんうん、『明後日ラケットを 持って来い。』って。そう、それを俺に伝えろって言うんだぜ。良い根性してるよなぁ。ってか、 俺パシリじゃん。ああ、だよなぁー。ホント、奢らせるかなー。うんうん、じゃ、そういうこと なんで、よろしくー。」 それだけ言うと、電話を切ったセクスィー先生。 おいら:「えへへっ、ありがとう先生。すまなかったねぇ。」 セクスィー先生:「これ、『貸し』だからな!」 おいら:「は?『貸し』」 セクスィー先生:「1貸し!奢れよ、今度。」 ・・・・で、電話なんて、所詮1分も話してなかったじゃん。 そんなんで、おいらの奢り!? おいらよりも数倍の高給取りのドクターに??? こんな薄給の下っ端事務員に、たかるわけ???たかられるわけ??? 有り得ないしーーー(凹) ま、だけど、そんなんでホントに奢るわけないけどねーだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月14日 02時03分07秒
コメント(0) | コメントを書く |