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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
水虫の人が、
不用意にその足を皆が使うデスクの上にのせるのを目撃したとしたら、 注意するのは当たり前だよね。 ってか、水虫でなかったとしても、 職場で、しかも人前で、その行為をするのは社会人としてどうかと思うよね。 だからおいらは注意したんだ。 毅然とした態度で。 たとえ相手が、職場のヒエラルキーでは最上位層に位置する人だとしてもね。 月曜日から早番で、本来ならば早く帰宅出来るはずなのに、 入院レセ出しのために残業の医事課。 当然おいらも残業だすよ。 日も暮れた時間に、やっと事務点検を終えた入院レセプト、 今度は各主治医にドクター点検を依頼すべく医局へ出向くと、 医局は無人だった。 が、診療部長は自身の部屋に居るようで、いったん他のレセは医局へ置いて、 診療部長の分のレセを部屋へ届けに行こうとしたら、 医局の廊下で、病棟から仕事を終えて戻ってきたセクスィー先生とばったり。 この日は一日外来担当だったセクスィー先生、 外来後に病棟の仕事をしてきたらしく、お疲れといった足取りで医局へ入るなり、 セクスィー先生:「あー、今日は疲れたー!」 と言って大きな伸びをした。 おいら:「今日の外来って、そんなに忙しかったでしたっけ?」 受付当番で外来入力業務をしていないからか、 然程忙しさを感じていなかったおいら、至極普通の感想を口にした。 セクスィー先生:「忙しかったぞー、今日は。」 そう言うと、ズドンと大きな音を立てて電子カルテの前の椅子に腰を下ろし、 靴を脱いで両足をデスクの上に投げ出して、寛ぐポーズをするじゃないか。 しかも、すでに注意されることを予期しているのか、 本来人前ですべきではない行為だと承知しているといった顔で、 にんまり笑うじゃあーりませんか。 おいら:「汚いなぁ。やめてくださいよ。」 セクスィー先生:「ああ?」 おいら:「机の上に足を上げてはいけないの!」 セクスィー先生:「いいだろ、別に。」 おいら:「そもそも、先生水虫だったでしょ?」 セクスィー先生:「いや、それ違ったんだぞ。オレ水虫じゃなかったんだ。」 おいら:「嘘だー。この前抗真菌剤処方してもらってたじゃん。あれって水虫でしょ?」 セクスィー先生:「そう、オレもそう思って塗ったんだよ。そしたら全然治らなくて。」 おいら:「・・・で?」 セクスィー先生:「で、替わりにステロイドを塗ったら治ったんだ。」 おいら:「・・・・ってことは?」 セクスィー先生:「てっきり水虫だと思ってたんだが、実はアレルギー性の湿疹だったってこと。」 おいら:「へー、そうだったんだぁ。」 セクスィー先生:「正直どっちだか判らなかったから、両方の薬処方してもらっておいたんだよ。」 おいら:「え?判らなかったの?」 セクスィー先生:「水虫のほうが確立高いと思ったんだがな、結局はアレルギーだった。」 おいら:「そ、そんなに適当で良いわけ?」 セクスィー先生:「仕方ないだろ。オレ皮膚科専門じゃないし。」 おいら:「それでも、一応医者だよね?先生・・・。」 セクスィー先生:「専門外はそんなもんだ。」 そんなもんなのかぁ???? 専門外は仕方ない、、、としても、 人としての常識は持とうよ、先生。 たとえ水虫じゃなかったとしても、 みんなの共有の机の上に足を投げ出すのは、非常識だということ。 大人のすることじゃないということ。 というか、やるならやるで、一人きりのときにやってくれ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月10日 01時08分00秒
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