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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
なんだかやる気ナッシングの木曜日。
前日が毎度のバドミントンサークルの日だったのだが、 さすがに6月だね。 そもそも、無駄な動きが多すぎる(←後輩さん談)ので、運動した後は大汗かきまくり。 完全に茹蛸状態になってしまった。 そ、そりゃヘトヘトですがなぁ。 その疲れが今日まで続いたがために、朝から大きなため息だった。 それでも朝一番で医局へ行き、まずは伊達めがね先生にカルテ不備の患者さんの補足依頼。 その後、パーテーションで仕切られた図書室にてコピー中の診療部長のところへ書類の依頼。 実はね、この診療部長への書類依頼、おいらにとってはちょっとヘビーな仕事だった。 だって、診療部長の治療内容に若干ケチつけるようなことだったんだもの。 診療部長がずっと処方し続けているお薬、素人のおいらからすると、 『これは本当に処方すべき薬か?』 って思うものだったからだ。 で、今までこの仕事を担当していた先輩に相談したところ、 『今までも確かにそうは思っていたけど、そのままにしてしまってた。』 と言うじゃない。 おいら、おかしいことはおかしいってちゃんとドクターに問いたいタイプの医事なんだよね。 だから、最初に別のドクターに相談してみたんだが、 相談した相手が、これまた適当な発言連発のセクスィー先生だったから、駄目だこりゃ! セクスィー先生:「俺だって似たようなことやらんでもないぞ。」 ・・・だーかーらーーー、それじゃ駄目なんだってば。 セクスィー先生:「専門医からすると、診療部長の治療は致し方ないと思わなくもないがな。」 おいら:「診療部長もセクスィー先生も、おいらからすると十分マヒしてるよね、感覚が。」 セクスィー先生:「だったら、『国の制度上処方は無理!』って嘘言って処方をやめてもらうか?」 おいら:「そんな嘘言わないでも処方を考え直してもらいたい。」 ・・・・ 結局、正々堂々と診療部長と、今日図書室で直接対決と相成った。 とある生活保護の患者さんの書類作成依頼。 できれば今後、このような書類は書いてもらいたくない。でも、そのためには処方を考え直して もらわなければならない。 この処方は、ほんとうに必要なのかどうか。。。。 セクスィー先生の後押しを受け、診療部長にやんわりと問うと・・・、 診療部長:「そうなんだよね。患者さんが欲しがるから、薬を。」 おいら:「急性病名でこの処方は厳しいと思われます。毎月ですし。。。」 診療部長:「慢性病名って、つけられる?」 おいら:「P錠が処方されているので、無理だと思われます。」 診療部長:「今度、患者さんにちゃんと言いますよ、もう処方はできないって。」 おいら:「よろしくお願いします。」 ・・・や、やっぱりな。診療部長、患者さんの言うがままに、欲しがるからって処方してたんだ。 いったい何ヶ月だよ!! どうしてこういうことが、ノータッチで行われているんだか!! 前職では考えられないことなのに。。。。 しかーし、ついにおいらは言ったもんね! ちゃんと、診療部長から不必要な処方は『しない!』って約束取り付けたもんね。 達成感ありありの顔で図書室から出ると、 電子カルテの前で、『良く言ったなぁ。』と感心した顔でこっちを見ているセクスィー先生。 そりゃ、勝利のVサインで答えてやったさ! はぁ、朝からヘビーな仕事したから、疲れ度はさらにまして、120パーセント。 午後は、ほんとに、死んでたなぁ。。。。 つーことで、仕事ももう30分ほどで終わるって時間に、医局へカルテを届けるついでに、 ちょっとだけ、さぼっちゃおーっと! パーテーションで仕切られた、今朝診療部長と相対した図書室で、やっとこ、念願だった、 せっかち先生の愛読書を熟読するべ! うっしっし、運よく医局には非常勤の伊達めがね先生と、同じく非常勤で今年4月に伊達めがね 先生と同じ医大から派遣されてきた女医先生の二人のみ! まったりソファでくつろぐ伊達めがね先生に、『図書室で読書する!』と告げ、せっかち先生の 愛読書を強奪すると、 伊達めがね先生:「せっかち先生の本棚にも最新刊の雑誌があるよ。」 との情報が。 ラッキー!と、本棚から最新のカー雑誌を取り、図書室へシケコンダ。 ペラペラとカー雑誌をめくりながら、どうしよう、おいらの次の愛車はどいつにしよう、と 思いをめぐらせていると、 医局のドアがガチャっと開いて、誰かが入ってきた。 ・・・あ、あの足音。。。。 や、やばい。。。。。 往診から帰ってきたセクスィー先生、もうちょっと外来に足止めされると思ったのに、 もう医局へ戻ってきちゃった。。。。 仕方ないので、缶コーヒーを飲んでくつろぐセクスィー先生の背後に向かって、 おいら:「おいらがここに居ることは、事務所には内緒にしてくださいよー。」 セクスィー先生:「うわっ!びっくりした!!って、何やってんだ?」 おいら:「こっそり読書してんの。せっかち先生の愛読書だけどね。」 ぜんぜんこっそりじゃない読書タイムになってもうた。。。。 その後は、図書室にて読書しようにも、何度もセクスィー先生が医局から話しかけてくるので、 諦めて図書室を出て、医局の中へ。 中央のテーブルに腰を下ろし、最初はおいらの新車購入会談だったはずが、 気づけば、『セクスィー先生の過去の愛車話』に話題を取って代わられ、 セクスィー先生の独壇場と化す。 自分の過去の愛車がいかにかっこよかったかを、切々と語るセクスィー先生。。。 ってかさぁ、マニアックすぎるんだけどーーー。 しまいには、自虐ネタまで披露し始めたセクスィー先生。 セクスィー先生:「薄汚れたTシャツで某外車ディーラーに行ったんだよ、買おうかなって 思って。でもさ、全然相手にされなくて。頭きたからそのまま帰ってきた!わっはっは!」 ・・・そりゃ、薄汚れた格好じゃ、日本車のディーラーだって相手したくないぜ! 今度行くときは、名刺ぶら下げて行けよ!! つーかさーーー、 今日の話題はおいらの新車話じゃなかったのー??? そのくせ、 セクスィー先生:「おい、こんな話してサボってていいのか?」 だの、 セクスィー先生:「事務長にばれたら知らないぞ!ってか、事務長ももう諦めてるってか!?」 ・・・・どういう意味だよ!! サボるだなんて、人聞き悪い!!休憩といってくれよなぁ。 そもそも、朝はちゃーんと仕事してただろー。 診療部長に物申すなんてこと、今の医事課でやるヤツはおいらだけなんだから! はぁ、まったり出来る場所が職場にないのが、つらいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月21日 23時23分19秒
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