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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
前職では考えられないことだが、
今の職場は終業5分前に医事コンピュータの電源を落とすことがある。 バッグアップ作業に5分近く掛かるから、ってこともあるが、それでもねぇ。 その5分の間に至急の業務が舞い込んだらどうするんだろう。。。 そんなバックアップの最中に、至急の業務電話が鳴ってしまった。 おいら:「はい、事務の○○(←おいらの本名ね)です。」 セクスィー先生:「ああ、●●だけど(←当然先生の本名ね)。」 あちゃちゃぁ、セクスィー先生からのこの時間の電話・・・・。嫌な予感。。。。 セクスィー先生:「今日の夜に退院になるかもしれない患者さんが居て・・・、」 おいら:「も、もしやそれは、3階のIさんですか?」 セクスィー先生:「え?ああ、そうそう。」 おいらがズバリ言い当てたのに驚くセクスィー先生。 そりゃ、おいらの担当患者さんだもの。 退院予定にはなっていたけど、現在は外泊中とのこと。 退院は外泊から戻ってから決まるとの情報は仕入れてあった。 セクスィー先生:「夜に退院になるだろうから、退院処方を作ってほしいんだが。」 おいら:「え?今から調剤?」 セクスィー先生:「そう、薬局まだ出来るか?」 おいら:「大至急確認します。一旦電話切ります!」 わちゃちゃーーーっ!!! 今日は外来が終わるのが早かったから、薬局さんも片付けは早かったはずだ。 まずいっ!!す、すでに居なかったとしたら・・・。。。。 セクスィー先生自ら調剤してください!ってことになっちゃうっ!!! 急いで薬局に走ると、まだ電気が着いてたー! が、薬局と事務所を繋ぐ扉にはすでに鍵がああああっ!!! ドンドンドン!!開けてくれーーーつ!!! と、ドアを叩くと、薬局の薬剤師さんが気づいてくれて、鍵を開けてくれた。 おいら:「あの、セクスィー先生から、『今から退院処方をお願いしたい!』って連絡が。」 薬剤師さん:「え?今からですか?」 おいら:「は、はい。。。。電話が掛かってきてしまいました。。。。」 薬剤師さん:「誰ですか?」 おいら:「3階のIさんです。今夜外泊から帰ってきてたぶん退院になるからって。。。」 薬剤師さん:「・・・・。」 おいら:「調剤、お願い出来ますか?無理なら先生に連絡・・・しますがぁ。。。」 薬剤師さん:「・・・・(調剤器の)電源入れますね。」 おいら:「す、すいませんです。」 ・・・・薬剤師さん達、明らかに怒ってるぅ。。。。。 おいら:「つきましては、事務所も医事コンピュータがバックアップ中で、処方データを処理 出来ないので、電子カルテから直接調剤してもらっても良いですか?出来ますか?」 注)今の職場のシステムは、医師が電子カルテに入力した処方を、医事コンピュータに送信 してくれるので、それを医事コンピュータで取り込み、そのデータを薬局の調剤コンピュータに 送信し、処方箋が発行されて調剤するという仕組みなのだ。 薬剤師さん:「解かりました。明日の朝処方箋データは送ってくださいね。」 おいら:「はい。・・・あの、薬局さんはすでに帰ったことにしたほうが良かったですかねぇ。」 薬剤師さん:「・・・・次回からはそれでお願いします!」 そうだよなぁ、薬局さん、もう後5秒遅かったら電気消してたって感じだったもの。 ってかさぁ、先生、もっと早く連絡してくれればいいのに。。。。 んとに、他の部署の人のこと考えてないっていうか、自分本位っていうか・・・。 ドクターとして、患者さん優先なのはわかるけど、だからって、いろんな職種の人間が関わる ってこと、もうちょっと配慮してくれてもいいのに。。。。 おいら:「セクスィー先生に、薬局さんが怒ってたって言っておきますから。。。。」 薬剤師さん:「是非!お願いします!」 ・・・・大げさに言っておくとするか。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月19日 23時22分08秒
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