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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
朝一番ですることになっている、入院処方の送信業務を終えると、
こそっと事務所を抜け出したおいら。 月末でもないのに、この日の事務所はフルメンバーだったから、まぁ良いよね。 そんなに長く席を外すつもりもなかったから、どこに行くとも言わずに事務所を出た。 行き先は、3階の医局。 火曜日に、バドミントンサークル初参加した天然女医先生のところに行ったのだ。 火・木・金の勤務の天然女医、金曜は午前中のみ。 木曜はおいらが公休をとっていた為、バドミントンの後はまだ顔を見ていなかった。 楽しんでくれたかな? それとも懲りたかな? 帰りの車で若干冷えてしまったから、風邪引いてないかな? ちょっと気になって、様子を見に来たというわけだ。 医局に行くと、運よく天然女医が一人だけ。 ラッキー! おいら:「せんせ、火曜日はバドミントンお疲れ様でした。どうでした?」 天然女医:「はい、楽しかったです。」 おいら:「意外とやってましたもんねぇ。みんな話題にしてましたよ。」 天然女医:「え?ほんとですか?でも、結構失敗しちゃったし。」 ポワーンとしたイメージの女医先生のことだから、スポーツなんて全然だと思っていたのだが、 意外とやれてたんだよねぇ。 おいら:「今月は先生の出勤日にはもう予定はないんですけど、来月はまたありますから。」 天然女医:「はい、じゃまた是非!」 そう言って、スケジュールに組み込んでくれていた。 おいら:「来月は伊達めがね先生も参加できる日があるんですよ。」 天然女医:「あ、昨日言ってました。今度は参加するって!」 伊達めがね先生と天然女医は、それぞれ夜勤があるから一緒の日に参加することは不可能。 でもって、体育館の関係で、伊達めがね先生はずっと参加できずにいたのだが、 来月やっと、伊達めがね先生が参加できる日に体育館を押さえることが出来たのだ。 おいら:「せっかち先生にも話しておきましたよ。そしたら、凄い謙遜しちゃってて。」 天然女医:「そうなんですかぁ?でも、お上手そうですよねぇ。経験者なんですから。」 おいら:「ですよねぇ。でも、今でも信じられん。あのせっかち先生がスポーツやってたって。」 天然女医:「そんなぁ。」 和やかムードで会話していた。 ・・・・おいら、業務中に事務所を抜け出してきてるんだけどね、へへへっ! と、その和やかムードに水を差しにきた輩が医局に登場! セクスィー先生:「お?何してんだ?」 ・・・ちっ!!せっかく天然女医とお話盛り上がってたのにーーーっ。 入ってくるなり、冷蔵庫からゼリーを出して、流しのところで食べ始めたし。。。 ちゃんと朝飯食べて来いよー。しかも、こぼしてるしさーー。。。 おいら:「そうだ、セクスィー先生もやりにおいで。」 セクスィー先生:「は?何をだ?」 おいら:「バドミントン。この前天然女医も参加したんだよ。上手なの、とっても!」 天然女医:「そんなことないですよー。」 おいら:「先生もやれる日があったら参加しなよ。テニス出来るならバドも出来るっしょ。」 セクスィー先生:「いやぁ、俺は、いいや。」 おいら:「そっかそっか、もうカラダも動かんかもねぇ。お年だし!(ププっ!)」 セクスィー先生:「何だと!そんなことはない!」 おいら:「でさぁ、せっかち先生もバド部だったって。知ってたぁ?」 セクスィー先生:「いや、初耳。やってたの?せっかち先生がぁ?」 天然女医:「ご自分で言ってましたよ。」 おいら:「でしょでしょ!意外だよねぇ。」 セクスィー先生:「だけど、せっかち先生は絶対もう動けないぜ。」 おいら:「とは思うけどさー。誘っちゃったもん、もう。」 セクスィー先生:「やるって言ってたか?」 おいら:「都合がつけばやるかも、って感じ。伊達めがね先生も一緒に話してくれたから。」 なんつーって、セクスィー先生も交えてスポーツ話で盛り上がるっ。 ・・・・何度もいうが、おいら、業務中なんだけど。事務所抜け出してきてるんだけどなー。 で、バドミントンから今度はゴルフの話題に。。。 天然女医:「セクスィー先生はゴルフお上手なんですよねぇ。」 おいら:「そういやぁいつもフォームチェックしてるね、あんま上手そうには見えなかったけど。」 セクスィー先生:「失敬な、結構やるんだぜ。」 おいら:「口で言うのは簡単だ!跳ぶんかい?」 セクスィー先生:「いや、俺の場合はどうしても右にいってしまうんだなぁ。」 ・・・はははっ、性格が曲がってるヤツはボールも曲がるんだよ! と言いたかったがやめといた。 おいら:「でも、ゴルフはスポーツとは言わん。」 セクスィー先生:「な、なんてこと言うんだ!立派なスポーツだぞ!」 おいら:「だって、汗かかねーじゃん。タラタラ歩いてやるんだろ?」 セクスィー先生:「それはゴルフを知らなさ過ぎるぞ。」 おいら:「伊達めがね先生だって、ホントは嫌いだって言ってたよ。」 天然女医:「え?そうなの?」 セクスィー先生:「え?そうなの?」 あれ?これって言っちゃいかんかった??? セクスィー先生:「是非やれ!絶対ハマるから!是非勧めたいね!」 おいら:「やだ!ゴルフなんて、ジジィのするもんだ!」 セクスィー先生:「わかってない、ゴルフをわかってなさすぎだ。」 おいら:「前の職場で何度引きずり込まれそうになったことか、ああ、思い出したくもない。」 セクスィー先生:「やるべきだ!オススメするぞ~!」 ・・・・ ゴルフなんて、金持ちや医者の道楽だと思っているおいらは、まったく魅力を感じないんだよねぇ。 勿論、プロがやるゴルフは別だけどね。 その後、ゴルフの話から、今度は天然女医が天然たる所以の話題になり、 でもって、セクスィー先生が“エム(M)”で、おいらも同類で、 だけど、伊達めがね先生が“エス(S)”なのに、セクスィー先生はそれに気づいてなかったり、 そーんな馬鹿話をしていたら、気づけば時間は過ぎ・・・・・、 会話が中断したのが、医局のセクスィー先生のデスクの内線電話が鳴ったときで、 セクスィー先生:「ヤバい、俺だ。」 おいら:「え?セクスィー先生、ひょっとして今日って外来予約入れてたの?」 セクスィー先生:「ああ、しかもPHS切ってたから!」 おいら:「まずいじゃん!早く行かないと!」 先に医局を飛び出したのはおいらだったが、背後から『(扉の鍵)閉めるなー。』と叫ばれて、 結局一緒に医局エリアから出た。 階段を駆け下りながら、 おいら:「じゃせんせ、都合がつけばバドミントンにおいでよね。楽しいよ。」 セクスィー先生:「ゴルフも楽しいぞ。やってみろ!」 ・・・・なんつーか、勧誘ごっこやなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月27日 00時17分43秒
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