|
カテゴリ:気まぐれ業務日誌
事務所と外来のメッセンジャー役の本日。
昨日のバドミントンサークルで、相変わらず↓ 突っ込んでしまって、こういう内出血を作るおいら。。。。 もう定番になってきてるよ。 ってか、前回の内出血がまだ治りきってないのにまたやってもうた。 はあ、いい歳して、どうしてここまでムキのなってやるかなぁ。。。 そんな話を受付の先輩としていると、予約外なれど体調不良の患者さんがやってきた。 いつもは一人で来院するのに、家族が付き添ってきた。 主治医はセクスィー先生だが、今日は外来診察日ではない。 通常、予約外来院の患者さんは、外来担当医が診察を担当するのだが、 家族は、『もし主治医の先生が診察してくれるのなら、会って話したいので待ちたい。』と言う。 患者さんの様子からして、たぶん主治医のほうが良いような・・・。 そう判断し、主治医は病棟勤務日だが診察が可能か確認をするので待合で待つよう促した。 とりあえず受付を済ませ、外来看護師さんに相談しセクスィー先生にコールしてもらったところ、 外来看護師さん:「出ないんだけど。医局にも居ないみたい。」 おいら:「えー?だって、もう9時回ってるじゃないっすか。まだ来てないの!?」 時計の針はすでに9時10分をさそうとしている。 待合で待っている家族に、 今は病棟にて(まだ来てないとは言えない・・・)連絡がつかない旨を伝え、 もう少しお待ちいただくように話した。 セクスィー先生捜索に、まずは医局へ駆け上がると、 医局には、電話中の診療部長と、昨夜が夜勤の伊達めがね先生の二人だけ。 伊達めがね先生に確認すると、 伊達めがね先生:「まだだよ。カバンないもんねぇ。」 おいら:「ここまで遅いときってあったっけ?」 伊達めがね先生:「さぁ。でも、昨日は遅くまで仕事してたよ。」 ・・・昨日は最悪だったらしいセクスィー先生。 一週間以上前に、患者の家族と自ら電話で話して約束した紹介状は書いてないし、 予定外の患者さんの緊急入院もあった。 しかも、その患者さんが逃げ出してしまい、駐車場で羽交い絞めまで披露した。 院長の患者さんの電話対応もし、新患もあり、昼休憩は無かったようだ。 処方間違いも頻発し(おいらは受付にて一切関知せず)、何度も処方確認電話をしたようで、 夕方事務所の先輩が別件でコールしたら、『もういい加減にしてくれ。』と呟いたとか。。。 月曜に処方の件で口論になってしまったこともあったが、受付当番だったし、 おいらは一切会話をしなかったのだが、 実は、火曜に担当する外来患者さんが亡くなったと、家族より電話があったようで、 ただ死亡の原因が、主治医からするとホントに無念のことだったのはカルテの記載からも 想像に難くなく、それも尾を引いていたのだろうかなぁ。。。。 なのに、例の紹介状や、新患の診療報告書は残業で書いたようで、事務所用の返却ボックスに 出来上がっていた。 ああ見えて意外とデリケートなタイプだから、実は相当堪えていたのか、 この時間まで来ないだなんて、単なる寝坊って感じじゃないのかも!?? 駐車場を見渡しながら少しの間医局で待ってみたのだが、来る気配なし。 冷蔵庫の前でコーヒーを淹れていた伊達めがね先生に事情を話し、 おいら:「患者のGさんの様子がおかしくて、家族が診察をしてほしいって来てるんだ。 セクスィー先生が来たら至急外来看護師さんに連絡してって伝えて。」 伊達めがね先生:「Gさん、最近良くないんだ、わかった、了解!」 おいら:「よろしく。あ、それでさぁー、これこれ見て見てー!」 伊達めがね先生:「ん?」 そういうと、昨夜の名誉(?無謀ともいう)の負傷の両膝の内出血をチラっと見せるおいら。 伊達めがね先生:「またやったのー?」 おいら:「えへへっ、でも結構普通っしょ。大したことないよね。イマイチだったなー。」 伊達めがね先生の呆れ顔に満足し、医局を出ようとしてはっと気づいた。 あっ、電子カルテの前に座っている診療部長の存在、うっかり忘れてたっ!!! ・・・診療部長の前で伊達めがね先生に負傷した膝を見せつけてご満悦の医事課職員・・・、 一体診療部長の目にはどううつったんだろう、おいらってば。。。。 これじゃ単なる露出狂じゃんかーーーっ!(いや、まさしく露出狂だよ。) 若干軽率な行動を後悔しつつ、事務所に戻る。 外来看護師さんに報告し、患者さんの家族にも、もう少し待ってもらうように伝えた。 このまま来なければ、この日の外来担当医の院長に診察を頼むことになる。 そうなると、家族は待ち損。。。。 困ったなぁ。。。。 と、診療部長に至急の書類を届ける用あり、またしても3階の医局へ走ることに。 診療部長の部屋に書類を届け、医局へ寄ると、うぞ!目の前にセクスィー先生!! 来てんじゃん!!! おいら:「せんせ、遅っ!!外来に電話してくれました?」 セクスィー先生:「・・・したけど、出ねぇんだよ。」 おいら:「はぁ?じゃ聞いてないの?外来に患者のGさんが診察してほしいって来てるんです。」 セクスィー先生:「Gさん?」 おいら:「はい、あんまり良くないようで。で、ご家族が付き添ってきてて、先生が診察して くれるようなら一緒に話を聞きたいってことで。診察できますか?」 セクスィー先生:「ああ、行く。」 おいら:「じゃ、すぐ連絡します。ずっと待ってたんですよ!」 医局の電話から急いで受付の先輩にコールし、診察可能になったこと、待合で待っている患者 さんとその家族に伝えてくださいとお願いした。 外来看護師さんにも報告するためコールすると、あれ?ほんとだ、出ないや。 受話器を持って外来看護師さんが出るのを待っていると、聞いてもないのにセクスィー先生が 言い訳をポツリ。。。 セクスィー先生:「・・・銀行に行ってたんだよぉ。」 おいら:「は?銀行行ってて遅くなったの?」 セクスィー先生:「だって、行く暇が無いんだよ。」 おいら:「・・・遅刻の言い訳っすか。」 セクスィー先生:「・・・。。。」 銀行ったってさー、30分も遅れるなんてちょっとどうなのさ! よくよく見れば、髪濡れたままだし。。。 今朝は雨降ってないけどなー。 朝シャンして乾いてないまま来たのバレバレだっつーの。 ほんとに遅刻魔なんだから! そりゃさ、ドクターはタイムカードなんて無いけどさ、遅れるなら遅れるって電話くらい したらいいのに。。。 ひょっとして今日は勤務日じゃないのかも!?とか思っちゃったじゃん。 結局、Gさんの診察はすぐ開始され、かなり時間を割いて家族とも話しをされたようだった。 診察を終えたGさんは、すこし落ち着いたのか朝来たときよりは笑顔も見れた。 良かった良かった。 しかし、本来なら暇なはずの外来日のメッセンジャー役なのに、朝から医局の往復は疲れたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月01日 07時40分29秒
コメント(0) | コメントを書く |