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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
また、やってしまったよ。
また、セクスィー先生とぶつかってもうた。。。 ってかさ、おいら本来は受付担当で外来入力業務してないんだから、 外来の業務でぶつかる理由はないのにさ。 でも、実際にカルテを外来診察室へ戻したのがおいらだったからってのもあって、 結果、セクスィー先生のそのときの状況が解かってしまったから、 だから、ついおいらも怒りの対象になってしまったみたい。。。 そもそも、この日は朝からもう一人の外来担当医師のせっかち先生が休みで、 すべての外来をセクスィー先生が一人で捌かなければならなくて、 セクスィー先生としても気持ちに余裕がなかったってのは理解できるんだ。 でも、だからって、診療が終わって事務所に会計の為に届いたカルテを、 何度も診察室へ戻さなければならない医事課のことも考えてくれ!っていうんだ。 医事課だって、問題があるからカルテを戻すんだから。 この処方では保険請求できないからカルテを戻すんだ。 朝からそんなことが3件も続き、運悪くおいらが3件目のカルテを外来診察室へ戻すことになった。 そしてたまたま外来診察室が開いていて、尚且つ次の患者さんが呼ばれてはおらず、 セクスィー先生が一人だったから、直接カルテを診察室へ持っていったんだ。 そしたら、セクスィー先生がこう言ったんだ。 セクスィー先生:「なんとかしてくれよ。こうもカルテを何度も戻されたらたまらない。 診察の妨げになる。」 なんのことやらのおいらとしたら、 おいら:「ごめん先生、おいら今日受付だから事情把握しとらんよ。どしたんすか?」 って言ってカルテを開くしかなかった。 もちろん、カルテを見てみて、すぐ事情は飲み込めた。 なるほどね、セクスィー先生が、医療保険では到底認められない処方をしようとしたからだ。 だから医事課及び薬剤部から『この処方はダメです。』とカルテを戻されたのだった。 セクスィー先生:「だったら診察前に言ってくれ。診察が終わってから言われたらその都度中断 じゃないか。こんなのやってられん!」 一人外来でテンぱってるのは解かる。 頑張ってるのも解かる。 だからって、保険で認められてない処方だということくらい本来なら理解しているくせに、、、 それを押し通そうとするからいけないんだ。 だってすでに、保険で不可能な処方はリストにしてドクターに配布済みだし、診察室にだって デスクマットの下に案内がされているはずだ。 事務所に戻ったおいらは、外来入力業務中の先輩と同期さんに状況を話した。 先輩:「だったら、処方不可能リストをもう一回コピーして診察室へ届けるか。」 先輩の案に、同期さんがリストをコピーしてくれた。 それをおいらが診察室へ届けることに。 が、すでに次の患者さんが診察室へ呼ばれてしまっていたため、診察室の扉のところにそっと 貼っておいらは事務所へ戻った。 どうやらこれが、火に油だったのか。。。。 その後セクスィー先生が事務所に乗り込んできたのだ!! これまた運悪く、そのとき一番近くに立っていたおいら。。。 当然、怒りの矛先はおいらだよ。。。。 セクスィー先生:「このリストは解かってるんだよ!知ってるんだよ!でもなんとかしてくれって 言ってるんだ。」 ・・・・意味不明発言のセクスィー先生。。。。 おいら:「解かってないから保険で通らない処方を繰り返してたんじゃないの!? それになんとかしてくれって言われてもなんともならん。」 セクスィー先生:「こんなんじゃ診察にならないじゃないか!」 そらそんだけ頭に血が上ったんじゃねぇ、冷静になれないよねぇ。。。 おいら:「だったらどうしてそんな処方をするのさ?ちゃんと診療報酬の決まりを守る処方を すればいいんだよ、最初から。なんでそれが出来ないの?」 セクスィー先生:「オレが大変になるからだ。この年末の予約状況わかるだろ!」 ・・・出た、本音が。。。 正直に言っちゃったか。。。。 結局、患者のためじゃなくって自分のための処方なんだよね。。。 おいら:「そんなに大変ならこんなとこに乗り込んでくんな!そんな無駄な時間はないの!!」 次の瞬間、セクスィー先生の背中に両手を掛けたおいらは、事務所からセクスィー先生を 押し出した。 おいら:「ほら、早く診察室へ戻る。次の患者さん待ってるんでしょ!とっとと診察始める!!」 満員御礼の事務所で、声を荒げてる常勤医師に一歩も怯まず意見する医事課職員、、、 しまいには、常勤医師を事務所から押し出す医事課職員。。。。 ・・・ だ、ダメだなおいら。。。。 もっと冷静に、ちゃんと話して、納得してもらわなければならなかったのに。。。 相手の立場にもちゃんと心を寄せて、それでも理解してもらわなければならなかったのに。。。 火に油を注いだだけだな、おいら。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月08日 01時33分43秒
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