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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
朝一番で医局にあがると、おおっと居た居た、バド部のエース・せっかち先生。
今日はどうしてもお話したいことがあったんだよねぇ。 そう、これはおいらから話したいことだったんだ。 それなのにさー、 おいらが挨拶した途端、ネットをしていたせっかち先生が、 せっかち先生:「昨日、カレがデビューしたらしいじゃないですか!」 おいら:「え?せっかち先生、なぜそれをすでに知っているのですか!?」 せっかち先生:「いえ、まあわたしの情報網もなかなかってことですよ。」 おいら:「それはおいらから報告したかったのに。も、もしや?」 そう言って振り返り、奥のデスクに目をやると、 あちゃちゃぁ、遅刻常習犯のカレがすでに出勤してきている模様。。。 椅子の上に荷物あるじゃん!! 実は昨日、今まであんなに何度も誘っても拒否っていたセクスィー先生が、 突然バドサークルに参加することになったのだ。 しかも、自発的な参加だった。 そもそもおいら、最近はもうセクスィー先生にバドサークルのスケジュールを渡しては いなかったんだよね。 なのに、昨日の往診から帰った後、突然事務所のおいらのところにやって来たと思ったら、 セクスィー先生:「おい、今日ってあったよなぁ。」 おいら:「何の話だ?」 セクスィー先生:「バドミントン。」 おいら:「ほい、あるよ。それがどうかしたんかい?」 セクスィー先生:「オレ、今日行こうと思って。。。」 おいら:「へ?マジ?良いよ良いよ!是非おいでませ。18時からだから。」 ホントに仕事が終わってからやって来たセクスィー先生。 靴もウエアもない有様で登場したよ。 まあラケットはおいらのを貸してあげたけどさ。。。 せっかち先生:「で?どうでした?カレは?」 おいら:「それが先生、驚きでしたよ。」 せっかち先生:「どんなふうに?」 おいら:「元々、スポーツいろいろやってたみたいだから動けるんですよ、これが意外と。 テニス打ちではあるんだけれど、なんと言ってもバック・フォアがウマイんだな。」 せっかち先生:「へー。」 おいら:「男性だからそれなりに力もあるし、コートの端から端までとばせるし。」 せっかち先生:「ふむふむ。」 おいら:「大振りして空振りも多いんだけど、あんだけ反応早ければ、上達も早いと思うし。 こりゃ強敵現るですよ。おいらも途中からマジになりましたから。」 せっかち先生:「ほほー。」 ネットしながらおいらの報告を聞いていたせっかち先生、 と、突然立ち上がり、ニヤリと笑うとこうおっしゃるじゃないですか。 せっかち先生:「それでは、出る杭は早めに打っておかないといけませんねぇ。」 ・・・・出る杭・・・セクスィー先生、出る杭にされちゃったし。。。 そして勿論、そのせっかち先生のお言葉は、 おいらの口から“出る杭”こと、セクスィー先生に伝わることとなり、 セクスィー先生:「オレ、消されちまうのか!」 爆笑と相成りましたとさ。 いやぁ、しかしバドサークル、またまた楽しくなってきたねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月19日 23時55分12秒
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