きむブログ

『おい、話題だったぞ。』


ニヤリと笑ったセクスィー先生からその話を聞いたのは、

仕事終わりに医局へ立ち寄った時だった。


そもそも、仕事が終わる直前に院長から押し付けられて病棟へ行った帰り、

看護部長に用があり部長室へ行った際、

同じタイミングで医局へ戻ってきたセクスィー先生とバッタリ。

と、看護部長に声を掛けて部長室へ入るおいらの後を追ってきたセクスィー先生。。。


・・・な、なんでついてくるんだよ。。。



看護部長室でセクスィー先生を交えひとしきり話した後、一緒に医局へ行くと、

セクスィー先生：「おい、そういやあなぁ。」

と笑いながらこう言ったんだ。


セクスィー先生：「話題だったぞ。」

おいら：「何が？」

セクスィー先生：「年齢が。」

おいら：「は？年齢？」

セクスィー先生：「いくつなんだ？って。」

おいら：「誰の話？」

セクスィー先生：「・・・。」


ニヤっと笑い、おいらを指差すセクスィー先生。


おいら：「誰が？」

セクスィー先生：「副院長。」

おいら：「副院長が？おいらの年齢がいくつだって？」

セクスィー先生：「そう。言ってた。」

おいら：「で？なんて答えたんだよ？」

セクスィー先生：「え？えっと・・・。」

おいら：「20歳って言っといてよ。」

セクスィー先生：「そりゃ無理だろ。」


・・・。。。

おいら：「しかし、おいらってばなんて人気者なんだろうなぁ。」

セクスィー先生：「ある意味な。」


・・・・

ま、まさか、副院長までおいらの年齢に興味（？）があるだなんて。

ってか、おいらってそんなに年齢不詳なのか。。。


そういやぁ、医局にある電子カルテでセクスィー先生も職員の検索なんてしてたし、

ってことは、今の職場でカルテを持ってないおいらは、

確かに年齢不詳ってことなのか。。。


・・・・うーん、おいら、病気になってもこの職場でカルテつくれないやん。。。