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カテゴリ:イタリアン
おいらは、たぶん秘密主義者だと思う。
いや、たぶんじゃなくって、間違いなくそうだ。 誰に対してもだと思うんだ。 結構なお喋り好きだけど、なんでも話しているようでいて、 どうしてだか、ほんのちょっとの秘密を持ちたいんだ。 これは性格なんだと思う。 どんな大切な人にでも、少しの秘密を持っていたいんだ。 自分だけの聖域っていうか、いや、そんなたいそうなものじゃないんだけど、 些細なことだけど、自分だけの“真実”っていうのかな、 そういうものをいつもどこかに存在させていたいって思っているんだ。 相手を信用していないわけじゃないんだ。 自分でもどうしてだか分からないけれど、 環境要因なのか、 成長する過程でそういう素養をおいらは持ってしまったんだ。 でも、それでおいらは楽に生きているのだろうか。 おいらが望んでいることなのか。 他人にどう思われてもそれはどうでもいいんだ。 おいらがおいららしくあればそれでいいんだ。 ただ、そのことで、 大事な人が気をつかってくれたりするのは、 おいらの本意ではないんだ。 今日、たぶんあの人は、間違いなくおいらを気遣ってくれたんだろう。 おいらが話さなかったばっかりに、 ほんとうなら気を遣わなくても良いことなのに、 気を遣ってくれたのだろう。 おいらは、彼女が気を遣ってくれた理由を分かっていて、 もうそれが、おいらにとっては必要ないことだと話せないでいる。 今日、彼女に、『来月またランチに行こう。』って誘われた。 たぶん、そのときには、正直に話さないといけないんだろうなぁ。 ほんとは話したいのか、いや、まったく話したくないのか、 その場になってみないと、分からないんだろうな。 だったらせめて、そのときは、 昨日のランチみたいに美味しいパスタでも食べながらがいいなぁって、思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年04月26日 01時19分45秒
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