きむブログ

いやね、一応お誘い受けたんだってば。


前夜の20時半過ぎだったよ、その電話。


『明日の金曜さぁ、うちの職場の連中で貸し切っちゃったんだよね。』



おいらが大好きなホルモン屋さんを、ほぼ貸し切ってしまったんだって。


『ってか、20人で予約したはずだったのに、25人になってたんだよねぇ。


なのに来れるのって20人いないんだよー。結構都合つかない奴がいてさぁ。』


で？？？


『つまりね、あと5人余裕で席あるんだよねぇ。』


・・・ふーん、で？？？


『うん、どうかなぁと思って。』



自身の会社の飲み会にお誘いしてくれたのは、何年来の知り合いの医薬品卸の担当Ｍさん。


えっとおーーー、それっておいら知ってる人って誰かいる？


『うーんと、Ｎ（←以前今の職場の試薬担当だった営業さん）が来るかな。』


・・・Ｎさんって、おいら挨拶程度だよ。


『Ｔはその日出張なんだよなぁ。』


Ｔさんは前職時代にお世話になったし、おいらも相当お世話した医事システムの担当者さん。


Ｔさんならめっちゃ会いたいなぁ。でも、来ないのかぁ。。。


『ああ、Ｆは行くよ。』


Ｆさんって、、、数か月前の飲み会で以前ご一緒した今や別市の支店長になったＨさんと一緒に


やってきたちょっと軽～い営業さんやん！


あの時はまぁそれなりに盛り上がったけど、一回会っただけやねん！？



うーんんんん、誰か一緒に行く人いるかなぁ。。。


『Ｙさん（←職場の薬剤部長、まぁ部長といっても名前だけ。数か月前まで某製薬メーカーの


ＭＲさんだった人）は？連絡出来る？』


出来るけど、、、、ってか、ちょうど1時間前まで職場で喋ってたけど。。。


おいら：「当日返事にさせて！」



と言ってとりあえず電話切った。


ホルモンは行きたいけど・・・・、


さすがのおいらもたった一人で全然知らない他社の飲み会ってさぁ。。。


そんな度胸ないってんだーい。


いつもの仲良し飲み友達でＭさんとも仲良しの、元同僚薬剤師のＫさんに電話するも、


都合つかず・・・・。。。


仕方ない、翌朝職場で薬剤部長のＹさんを捕まえて事情を話すと、


Ｙさん：「良いよー。」


あやや、良いんだぁ。


まぁ元ＭＲだし、おいらよりあの会社にも知り合いは確実に多いだろうからなぁ。


じゃぁ行くとしますか！！




ってことで、仕事ガッツリやった後、急いで支度して駅で待ち合わせ。


そこからタクシーに乗って目的のホルモン屋さんへ。


約束の時間より20分程遅れてお店に到着。


おいら：「あのー、Ｎ薬品で予約してるんですけどー。」


・・・・あれ？あれれ？


Ｍさん曰く、『19時スタート』ってことだったのに、


誰もいなーーーーい！


おいら達が一番乗り？


Ｙさん：「みんな金曜日だからさ、仕事終えてのんびり来る気なんだよ。だって明日休みじゃん。


俺等は仕事だけどさ。」


・・・くっそー！


そうだよ、おいら達は翌日の土曜も仕事なのに、、、


だから早く来たのにーーー。


Ｙさん：「勝手に始めちゃうか。」


賛成賛成！そうだ、Ｍさんに電話だけ入れておこーっと。


Ｍさん：「ごめん、ボク20時に取引先の薬局さんに呼ばれてて。遅れて行くから。」


ふーん、いいんだいいんだ、もう始めちゃってるから。


ビールで乾杯しちゃったもん、ホルモンも焼き始めちゃったもーんだ。



ビール二本目、ホルモン二皿目に突入するころ、


知らない顔が6人程、、、。


おいら：「Ｙさん、知ってる顔居る？」


Ｙさん：「いやぁ、たぶん試薬部とか部署違うとわかんないなぁ。」


おいら：「挨拶するべき？」


お店の奥の席を陣取ってすっかりご機嫌だったおいらとＹさんだけど、


傍から見れば、単なる別の客なのだよね。


Ｙさん：「知った顔来るまでいいんじゃない？」


そだねぇ。


ってことで、勝手にやるおいら達。


と、またまた数名がお店にやってきたが、これまた知らない顔。


ま、これもスルー。。。。



おいら達が飲み始めて30～40分程経った頃、


やっと来たぁ！Ｙさんが知ってる顔！


『あれぇ？Ｙさんじゃん！？』


って知らされてなかったみたい、おいら達のこと。



その後、良かったぁ、おいらも知ってるＦさん登場。


でもって、以前うちの職場の別部署担当だったＮさんも。


おいら：「やっほー。わかります？」


って、これまたおいらが来ることをＭさんに知らされてなかったようで、


びっくり顔のＮさん。



良かった良かった、知った顔が来て。


自社の飲み会に急遽の乱入者のおいら達だったのに、


お初の人達も快く受け入れてくれたよー。


おいらなんてもう単なる酔っ払いだったのにね。


みんないろんな医療機関に出入りしてる人達だし、


Ｙさんや、久々の人も居たりしてそれは懐かしそうに話していたし、


ホルモンは美味しいし、


ビールは美味いし。




あれ？ちょっと待てよ？


言いだしっぺのＭさんってば、来ないよねぇ。



気づけばおいら達が飲み始めてからもう2時間以上経つぞ・・・。


Ｆさん：「はいはーい、じゃぁそろそろお開きになりまーす。会計一人○円でーす。」


お店は22時閉店だもんね。


と、その時やっとＭさん登場だよ。


Ｆさん：「おーっとやっとＭ部長到着ー。」


おいら：「え？Ｍさんって部長だったの？（課長だと思ってたぁ）」


Ｆさん：「部長といってもホルモン部だよ。」



なんだ、ホルモン部かよっ！



でもホルモン部の部長なのに、結局この日はお開きと同時に到着で、


仕事で遅くなったとはいえ顔を出すだけになってしまったＭさん。


Ｍさん：「車で来たから、帰り送りますよ。」


って、ラッキー！駅までタクシーのつもりだったから得したぁ。


Ｍさん：「家まで送ります。」


そう言って、おいらとＹさんを送ってくれたよ。


お家、逆方向なのに。。。




急遽のホルモンのお誘いで、


しかも、翌日は早番仕事で、


加えて、他社の飲み会に乱入で、


20人のほぼ初対面おっさん集団に交じって、


おいらってばなかなか良い度胸だよなぁ。



でも、楽しかったぁ。


行って良かった。







さて、





実はおいら、、、





今週もまた、





ホルモン屋飲みなんだよねぇ。




あはははっ、ほんっと好きだな。