木村　真章（きむら・まさあき）のゴチャまぜ「コラム日記」

プロ野球は春季キャンプが既に始まっていますが、キャンプが始まる前からずっと気になっていることは、“人的補償”についてです！
阪神タイガースがフリーエージェント（ＦＡ）制度で、千葉ロッテ・マリーンズから小林宏投手を獲得しました。
小林投手は年俸が高い選手なので、千葉ロッテへの“補償”が必要になります。
“金銭補償”のみか？？
それとも、選手を１名差し出す“人的補償（＋金銭）”か？？

阪神ファンの勝手な願望としては、千葉ロッテに金銭補償を選択して欲しいです。
でも、“暗黒の時代”ではない阪神タイガースには、魅力的な選手がいっぱいいます。
プロテクトされる２８名が誰になるにせよ、プロテクトから漏れた中で欲しがられる選手は必ずいると思われます。
２０１１年のルーキー、外国人選手、ＦＡ宣言中の選手を除いての２８名をプロテクトしても、阪神にとってはやはり痛手になると思います。
僕が千葉ロッテの人間なら、阪神のプロテクト漏れ選手を狙いに行くと思います！

千葉ロッテにとってはラッキーだと思います。
小林投手が海外移籍であれば、金銭補償も人的補償も無かったわけですから。
日本球団から補償が得られるのは大きいでしょう。
誰かが阪神から千葉ロッテへ移籍することは、覚悟しておいた方が良いでしょう。

誰が人的補償で千葉ロッテへ移籍したとしても、大なり小なり衝撃は受けるでしょうし、移籍する選手が「なぜプロテクトされなかったのか！」という議論は巻き起こるでしょうね。
仕方のないことです。