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テーマ:ただ思うこと・・・(560)
カテゴリ:漢字、日本語、言葉☆
昨日ニュースを見ていて、記者会見で出てきた言葉。
「旧経営陣を中心とする病巣を“剔抉(てっけつ)”して、文字通り人心を一新して再生を目指すべきであると考えます。」 僕はこの「剔抉」という言葉を初めて聞きました。 鉄血宰相などの鉄血であれば知っていましたが。 辞書で意味を調べると、「えぐりだすこと。特に、欠点や悪事を、あばきだすこと。」という意味だそうです。 「汚職事件を剔抉する」などのように使われるそうです。 決して良いニュースではないのですが、言葉を知る経緯はどうであれ、勉強になりました! 難しい言葉で滅多に使う機会がなくても、このような日本語は大切にすべきです! 使わないから必要がないという発想は、ナンセンスだと思います。 そう声を大にして言いたい!(笑) 例えば「肉汁」を“にくじる”と言う間違いが、ナレーションも含めマスメディアで非常に多くて目に余る昨今(正しくは「にくじゅう」)ですし、こういう「剔抉」という言葉をテレビで聞けたのは、非常に有意義に思えます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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