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こんな機会は、めったにないんである。 しかもそのオンナノコは自らの行く末に悩んでいて、ボクに会いたいと、遠路遙々足を運んでくれたんで。 コレはオトコノコたるもの、じっくり時間を掛けて話を聞き、時おり相槌やら気の利いた台詞を口にして、ついとワインを流し込みまた彼女へ視線を落とす…なんて仕草でオトナを演出するわけで。 するとその喉元を凝視していた瞳が潤みを帯びたままボクの視線と交わり、やがて一筋の涙が頬を伝って彼女のグラスへと落ちていく… って、まぁ世の中そんな話が転がってる訳なく(笑) 実家方面から就職に悩む姪っ子が上京。 いろいろ相談に乗って欲しいそうで。 同じ年の頃のボクといえば、大学辞めて「映画撮るんだ!」なんて息巻いてましたね。 そんな体験談なんぞ話しつつ、安値のワインが空になった夜でした。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/13 12:57:06 AM
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