暖。
先日。海からあがった午前2時。車まで歩いて戻ると先行者の方がすでに着替えも終えて帰れるはずなのに自分の車のハッチバックを開けてそこに座ってらっしゃる。誰か待ってるのかな?そんなこと思いつつ、自分の着替えを済ませなんとなく気になったので声を掛けてみた。「きょうどうでした?」「いや、ぜんぜん反応なし」そこまで話して、先行者の方は自分の車の下を気にする仕草を見せ、そこでボクもようやくピンときた。「…猫ですか?」そう、釣りの前ここに到着したとき一匹の野良猫が四匹もの子猫を連れて歩いてたの思い出した。先行者の方は「ここでおっぱいあげはじめちゃってさ。いまくつろいでる。」なんて笑顔。聞けばもう1時間くらいこの状態だそうで。平日の深夜、きっと翌日…というかその日も仕事があるのだろけど授乳している猫のために、じっと待ち続けていらしたのだ。それからしばらく、車の下を覗き込むボクらにじゃれ付いてくる子猫たちをなるだけ離れたところに行かせようとするのだけれど、やたらと人懐っこくてすぐに戻ってきちゃう…なんてことを半時間ほど繰り返しながらやっと帰路に。。。ん~、なんだかココロ暖まった深夜。寒い釣果もどこへやら(笑