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2006.08.02
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思いもかけない2回の流産。

私も旦那さんも

「自分たちに限って・・・。」

ずっとそう思っていました。

お互いに健康には自信があったし

娘を妊娠したときには先生から

「安産型だから!」

と太鼓判まで押されてた私。

 

赤ちゃんは欲しい。

でもまた悲しい結果になったら・・・・。

その思いはなくなりません。

「また頑張ろう。」

優しい言葉をかけてくれる旦那さんに対しても

「あなたにはこの気持ち絶対に理解できないでしょ!

だってお腹の中で赤ちゃんが死んじゃうんだよ?

私は心だけじゃない、毎回体もにも大きな負担がかかるの!

どうして私ばっかりこんなに辛い思いのしなきゃなの?

不公平だよ!!」

2回目の手術前にこんなきつい台詞を言ってしまいました。

 

「じゃあ俺にどうして欲しいの?」

悲しそうな目で言われました。

 

別にどうして欲しいわけじゃない。

ただ単に自分自身でもどうにもできない感情を旦那さんに甘えてぶつけただけ。

 

術後1ヶ月で職場復帰しました。

有給も前回の流産の際に使ってほとんど残ってない状態でした。

職場に戻ってすぐに

「赤ちゃんいつ生まれるの?」

なんてうわさで私の妊娠を聞いたらしいおばちゃんに聞かれました。

聞かれるたびに

「今回駄目だったんですよ。」

なんて平気そうな顔して返事をしました。

 

仕事に戻ってしばらくして流産後初めて生理になりました。

こうやって少しずつ体が元に戻って

次こそは元気な赤ちゃんが生めたらいいなぁと思ってた矢先。

生理が終わって1週間後くらいにまた出血。

しかもそれがなかなかとまらずだらだらと続いたのです。

少しずつ回復しているはずの体に異常。

私は焦りました。

復帰した職場は息が白くなるくらい寒い場所での1日作業。

力仕事ももちろんありましたし、毎日残業のあるところでした。

働いてるうちに

「このまま働いてて私は本当に赤ちゃんを授かることが出来るのかな・・?」

そんな思いが出てきました。

仕事も大事。

娘を産んだあとに次に妊娠しても産休をきちんととれて

職場復帰できるように正社員で入った会社。

私は悩みました。

 

「あんた仕事を続ける限り子供なんて産めないんじゃないの?」

親にもそう言われました。

 

営業所の責任者に

「体が戻るまででいいから、今よりも座ってできるような仕事場にしてもらえないだろうか。」

そう相談しました。

返事は

「そんなわがままきけない。」

「何もうちの会社に固執する必要ないんじゃないのか。」

「会社の言われた仕事ができないならいらない。」

こんな内容だった気がします。

聞いてて悔しいのと、人としてこの人が何を言ってるのか理解できなくて

涙がでました。

別に会社に固執してたつもりは無いんです。

正社員ということだけ。

また仕事を辞めて、小さな子供のいる私が正社員で仕事を探すのは難しく

新しい仕事に就いたらすぐに妊娠・産休・出産とはいけなくなります。

でも・・・・・。

ああ、本当にこのままこの会社で働いてたら子供なんて望めない。

そう思いました。

それでも次の週になり今までと少し違った部署に行くことになりました。

確かに座って仕事ができる状況だったのかもしれません。

でもその部署の責任者は私に

「会社にお金もらってるなら言われたことをしろ。」

「具合が悪いなんていってるならさっさと帰れ。」

ねちねちと毎日言ってきました。

 

私は人としてなんでこの人にこんなに言われなきゃいけないんだろう。

言い返せない自分にも腹が立ちました。

それから数日後私は退職届を出しました。

営業所の責任者も部署の責任者も止める風でもなくあっさりと承諾。

言いたいこともたくさんありました。

 

でも「円満退社」で済ますために私は全部の言葉を飲み込んで

愛想笑いをしながら責任者たちに挨拶をしました。

 

「お前は精神的に弱い。」

最後の最後まで全部私が悪いような言い方をされました。

でもあと一ヶ月でも長くあの会社にいたら

きっと私はおかしくなってたと思います。

辞めて4ヶ月。

毎日今まで出来なかった家のことをして

自分のやりたかったことをして。

お金に余裕は無いけど、こうしてのんびり過ごすことで

体も心も回復して欲しいと思っています。

 

今でも「妊娠すること」は怖いです。

元気に生まれてくるまで私の不安は100%なくなったりはしないと思います。

 

でももう少し体も心も休めたら

もう一度頑張ってみようと思います。

 

それまで自分の時間・家族の時間を丁寧に大切に過ごしたいと思ってます。

流産という悲しい出来事は

私にたくさんのことを教えてくれました。

 

赤ちゃんを授かるということ。

 

私は流産しなければ娘の大事さを理解することが

出来なかったかもしれません。

 

「元気に生まれてきてくれてありがとう。」

娘にはそう思います。

 

そして以前本で読んだんですが

お腹の赤ちゃんはママを選んでくるという話。

私の2人のお空に帰った赤ちゃんは

自分がこの世に生まれてこれないことを知ってても

私をママとして選んでくれました。

 

お空の2人へ

「ママを選んでくれてありがとう。」

 

いつまでも私がくよくよしてることがお空の2人には1番駄目だって聞きました。

 

こうやって文章にして外に出すことでこれからが

泣いたりして2人に心配かけないように。

頑張りたいと思います。

 

 






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Last updated  2006.08.02 12:34:16
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