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2006.10.30
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今日は2回目の大学病院での検診日でした。

前回の初診は「婦人外来初診」だったので

「不育外来」での検診は今日が初めてになります。

予約を9時にしてたのでまたまた朝7時前の高バスに約1時間揺られ

(もちろん周りは前回同様加齢臭プンプンのおじ様たちでした。)

8時ちょい前に大学病院に到着!

受付を済ませても後1時間余裕があったので、

今日は売店に行ってみることにしました。

朝早いこととなんとなく高バスに乗れなかったらどうしようという

意味の無い不安感からあまり朝ごはんがのどを通らなかったので

軽い食事と飲み物を求めて、院内掲示板を頼りに売店に向かったんですが・・・・。

私が受付を済ませた外来玄関は売店から1番遠い入り口だったらしく

売店に行くまで10分以上かかりました・・・。。

なんで同じ敷地内の売店に行くのに3回も階段を上がったり降りたりしなきゃ

いけないのでしょう・・・・・?

同じ1階にあるんですよ。売店も玄関も。。。。

つまり直通の廊下が無いためいろんな棟の中を横切って進まなければ

ならなかったのです。。。。

2○年生きてて売店探して迷子なったのは初めてです。。。。。

 

なんとか無事に売店まで行って目的のものを購入。

また同じ複雑な道を通って元いた玄関に戻るころには

少々ぐったりでした。

 

早々と受付したせいもあり診察の順番も3番目?位と

とっても早く回ってきました。

この間初診で見ていただいた不育症の専門の教授診察だと思って

診察室に入ると初めてみる若い先生。

ちょっと不安になったんですがこの先生も非常に丁寧に

私が不安に思ってること、聞きたいことに答えてくださいました。

やっぱり大きい病院の先生は違うんだなぁ・・・とちょっと感激でした。

前回の教授じゃなかった理由は次に受ける検査の説明に

かなりの時間が必要だったこともあると思います。

沢山いる不育の患者さんのお話を聞くのに私1人に30分も時間を

とるわけにはいかないと思います。

この次に受ける検査は夫婦で受ける検査。

「染色体異常検査」というものです。

夫、妻どちらかの染色体に何かしらの異常があるかないか調べる

その名の通りの検査なんですが・・・。

この検査に関しては夫婦の同意が必要になります。

きちんと同意書にサインした上での検査。

夫婦間の溝になりかねない検査でもあります。

もしどちらかに染色体異常があっても治療法はありません。

ただどのような異常かも調べることが出来るので

正常な妊娠がどの程度の確率でできるかどうかを知ることはできるそうです。

不育外来に来る夫婦の4~5%くらいの確率で見つかる染色体異常。

決して多い人数ではありませんが、

もし自分や旦那さんに染色体異常が見つかったら・・・・。

どちらか1人の原因で子供を望めないかもしれない。

(たとえ異常があっても赤ちゃんを100%授からないというわけではありません。

個人としては問題ないのですが、妊娠した際に流産の可能性が高くなる可能性が

あるのです。)

このことに充分配慮して検査しなくてはいけない。

だからもし異常が認められた場合、どちらに異常があったか病院側が

私たちに伝えていいかどうかも返答しなくてはいけないんです。

夫婦別々に診断結果を聞くとこともできます。

私たちの場合は1人娘がいることから

可能性は低いと言われました。

沢山の可能性から原因を調べるために沢山の検査をするなかの一つ。

私も主人もたとえどちらかに異常があっても結果を聞いて

二人で考えようと思っています。

とっても精神的な部分で強い影響のある検査だと思います。

1人も子供がいないご夫婦で受けて、もしどちらかに異常が見つかった場合。

きっと異常があった方は自分を責めると思います。

相手にも

「私(俺)とじゃなかったら元気な赤ちゃんを授かることができるのに・・・。」

そんな負い目を感じでしまう可能性があるから。。。

もし私たち夫婦がこの検査でどちらかで異常が見つかった場合

私は辛い気持ちもありますが、

娘がそんな状況で無事に生まれてきたということを知ることが出来ると思っています。

 

染色体検査を受ける受けないは個人の自由ですし

実際やらない方もいるし、

私たち夫婦のようにすでに子供がいるからという理由で

受けないという決断をしてもよいとのことでした。

 

私は自分次の妊娠で起こりうる流産の可能性を少しでも減らすために

検査をして治療をしたいと思っています。

だから全部の件を受けて総合的な結果から

自分の流産の原因を知りたいと思っています。

だから次の検診で夫婦2人。染色体異常検査も受けてこようと思っています。

 

そして今回の診察で前回初診の際に受けた血液検査による

免疫異常の検査結果がでました。

詳しいことは全部の検査が終わってから総合的に見て

お話してくださるとのことでしたが、

私は免疫検査で1つ高い数値のものがあったそうです。

それがどんな免疫に関するものか、詳しく聞くことはできませんでしたが

私が続けて流産した原因の1個なのではないかなって思います。

変な話ですが私は涙が出るくらい嬉しかったです。

自分の体になんらかの原因があって嬉しいことなんて本当は無いんですが

原因を知ることが出来た、そのことが嬉しかったのです。

不育症は原因不明な場合も多く、その場合は治療するにも

なかなか手段がありません。

こうして原因らしきものが見つかった=治療して次は流産しないで赤ちゃんを産めるかも・・?

そう思ったからです。

まだまだ全部の検査が終わったわけでもなく、結果も全部ではありません。

それでも原因らしきものが見つかった・・・・。

それだけでも大学病院まで行って本当に良かったって思いました。

 

まだまだ詳しいことは判りませんが

小さな光が道の先に見えてきた気がします。

 

 






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Last updated  2006.10.30 22:49:37
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