テーマ:徒然日記(23492)
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今日、実父のお墓参りに行ってきました。
高速は毎年混むので六時半出発、片道100キロちょっとの高速運転です。 旦那が仕事の為、私の運転で実母と四つ上の姉と我が家の四姉妹。 女だらけの小旅行です。(´∀`)アハハ/\/ \ 朝早く出たおかげで予想していた渋滞の半分ぐらいで済み、 9時前には高速を降りる事ができました。 どんどん広場に、お花を買おうと立ち寄る。 父の地元だけあって、父の好物が並んでる。なれ寿司、あんぼ餅・・・ 野菜ものも生産者直送のものが格安で並んでる。 見つけた!!紅ずいき!!スーパーでも売ってるケド、なんとなく父の事を 思いだすお盆に目に付いたので、一袋買って見た。 生前、父が「ずいきのエビ炒り作ってくれ!!」と母に言った。 母は???と作ったのが「ずいきのエビ入り炒めもの」 母も分からなければ聞けばいいのに、想像上のものを作り上げた。 大正生まれの厳格な父・・・・・ちゃぶ台返しをやってのけた。あ~~ぁ。 そんな思い出?のずいきのエビ炒り・・エビが入ってるわけでなく、 梅酢で炊くのでエビ色になることから命名されてるらしい ・・・・・・・・・・il||li _| ̄|● il||li わかりづらいよ~~お父さん!! 今夜は末娘が作って食べるよ、お父さん!! そんなこんなでお墓に向かう途中、有田川の横を通る。 「川のキャンプ、あの頃はいやでしょうがなかったケド、 今思えば、ええ体験やったよなぁ。」と姉がぼっそりつぶやいた。 そう、川でのキャンプ。それはサバイバルか、もしくは川での生活!! と表現する方が適切かも。 初めて行ったのは私が小三の夏休み。 有田川に支流が流れ込むその辺りにテントをはり、サバイバル生活の始まりデス。 食料は米と、御近所(川の・・もちろん他人さん・・)に頂いた水と、 数種の調味料。そうです、おかずは現地調達。魚はもちろんたくさん取れます。 鮎やら川魚、その他色々・・・肉ッ気はもちろんなし 。゜゜(≧Д≦)゜゜。 キャンプは延々一週間から10日続きます。 魚に飽きてくると、国道を、照り返しのきついアスファルトの道を 子供の足で片道40分はかかる近く?の雑貨店まで、缶詰やらパンやらを 調達しに行きます。それはまるで映画「スタンドバイミー」のように、過酷な歩き旅 Д`)・゚・。・゚゚・*:.。 それもまた、食料調達という素晴らしい目的があるので楽しいものではあったが、 唯一つらかったのは・・・・夜の川での漁火漁・・・・ 街頭もなく真っ黒な川に腰まで浸かり、川幅いっぱいに網を張り網を張り終えた時点で はたきのように布切れをくくりつけた竹の棒で魚がいそうな川底をつついて網の方へと 誘い込む。子供にはそれはそれは過酷な作業だった。 多分我が娘達には無理だろうなぁ、きっと流されちゃうヨなぁ。 そんな事はお構いなしの我が厳格なる父。 「それ行けェ」と号令と同時に私達三姉妹が上流から小さな懐中電灯を頼りに 網へと魚を導くように竹の棒を川底につつきながら下ってくる。 真っ暗な中、懐中電灯なんかで照らすものだから、蛾やらセミやらいろんな虫が たっ~~~~くさん寄ってくる、それらの恐怖と戦いながら、流されまいと 父に怒られまいと、一所懸命に川底をつつき、川を下る三姉妹・・・ (´∀`)アハハ/\/ \・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ほんと今思えば、とっても楽しい思い出です。(←ほんとですよ) 私が中学生の時、父が心臓病を患うまでは、夏休みの恒例行事でした。 毎年、とっても楽しかったよ。 何より、厳格な父がすごく穏やかな表情で、優しい表情で釣りを教えてくれたり、 泳ぎを見ていてくれたり・・・ 親が楽しむ姿は、子供の目には嬉しいものでした。 あかん・・・涙・・出てきた・・・私、とってもファザコンです・・・ とっても長文、最後までお付き合い頂き有難うございました。 どうしてもお盆の今日、父の思い出を語りたくて・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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