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今日は大阪府の府立高校の合格発表だった。
前期試験は2月に行われすでに発表は済んでいる。 後期試験は、普通科の高校の試験である。 私の長男も受験した。 願書を出した時点で定員を超えていなかったので、合格することはわかっていた。 その通り、長男は無事に合格した。 そして、午後からの入学説明会に行った時に高等学校の先生から呼ばれて 「ちょっと頼みがある」と言われたらしい。 何かと思ったら、入学試験の成績が男子でトップだったので入学式で「宣誓文」を呼んでほしいというものだった。 それを聴いた時、私はうれしかった。 今日は、気分の悪いことが続けてあった〈当然生徒のことではない〉んだけども、そんなことは吹っ飛んでしまった。 合格した高校自体は、学力的にそんなに高いところでもなく有名な進学校でもない。 長男がそこを「受験したい」と言った時、私も家内も全く反対しなかった。 「高校なんかはどこへ行っても一緒」という思いがあったからだ。 「ウチの子は○○高校〈有名進学校〉に行ってるんです」というのは「親の見栄」以外の何者でもないと私も家内も思っている。 行くのは本人なので、本人の一番納得するところに行けばいい。 そして、もう1つ私が重要に思っているのは、「行った所で上位に入っていること」である。 どんなに進学校に行ったとしても、360人中で、300番目ぐらいに位置していたら、何の意味もない。 しんどい3年間を過ごすだけだと思う〈それでもがんばる子もいるだろうが〉 それよりも、集団の先頭に位置していることが絶対に必要だと思う。 「鶏口となるも牛後となるなかれ」である。 そういう意味では、長男の選択は偉かったし、事実、受験生の中でトップ合格したことは誇らしい限りだ。 今まで〈中学3年〉の実力テストや定期テストの点数を見ていたら、有名な進学校に合格するに十分な点数を取っていることはわかっていた。 私も、過去に何回も中3担任で進路指導をしているので、点数を見ただけですぐに判断ができる。 長男がそういう学校を選ばなかったということに、大きな満足感を感じている。 今日は家族そろってお祝いに焼き肉を食べに行った。 「これからがたいへんやぞ。なんでかと言うと、もう落ちるしかないんやからな。守っていく方がしんどいんやぞ」とハッパをかけておいた。 勉強も大切だが、高校時代というのは人生の中で最も面白い時期である。 私自身がそうだったので・・・。 クラブもやり、恋もし、ワルサもし、友だちもたくさんできた。 長男にもそういう3年間を過ごしてほしい。 勉強は五の次ぐらいでいいと思っている。 健康で毎日かよってくれるだけで感謝しないといけないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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