前作は恋愛シミュレーションだったんですが、今回は恋愛アドベンチャーです。
このゲーム、第二次世界大戦下のドイツに深甚なる興味を抱いてる方に、特にオススメします(笑)。
時は1937年、ヨーロッパの島国クーヘン王国(そこはかとなくドイツ臭が漂う)。
そこの全寮制の名門校「ローゼンシュトルツ学園」の転校生が主人公。
学園には国の次代を担うシュトラールと呼ばれるエリート(当然容姿端麗/笑)を
育成する委員会があり、そのメンバーは「シュトラール様」と呼ばれています。
シュトラール5人も、理想家のオルフェ様、活発なエド様、繊細なカミユ様、廉直なナオジ様(彼だけ日本人の留学生)、高潔なルーイ様、とありがちだがキャラ立ちしてます。
+大人のみりき(笑)の謎の作家アイザック様の6人が前作から引き継いだメインキャラです。
今回は、その他にドイツ軍人ヴォルフラムと科学者ジークリード、、ロシアのスパイのキリルが加わります。
ワタクシ何が気に入ったかっつーと、それぞれの愛読書の設定。
さっきのキャラ設定の順番にタイトルと著者名を書いていくと、
スピノザ「国家論」、デュマ「三銃士」、ヘッセ「車輪の下」、室生犀星「小景異情」(日本からの留学生なので日本の本)、ニーチェ「この人を見よ」、シェイクスピア「ベニスの商人」、シーザー「ガリア戦記」、ダーウィン「種の起源」、ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」って、
はまりすぎて感動しました(笑)。
ちなみにワタクシのいちばんのお気に入りは、ルーイ様です。
傲慢といえるほど誇り高く、愚かな民衆をこの私が導かなければ!!
と、オルフェとは別の意味の理想主義者で、思慮深く合理主義者で趣味は発明。
好きにならずにいられましょうか(笑)!!
デア・グローセ・フューラー!!
主人公は、そんなシュトラール候補生の補佐役になります。
いろいろお手伝いをしていくうちにみんなと仲良くなり、卒業式の当日にとんでもないことが!!
なんと、今回学園生活は序章に過ぎず、それからが本番だった!!
いやー、前情報仕入れてなかったので、かなり度肝抜かれました。
大まかなストーリーは共通して入れるのですが、誰とともに行動するかで視点がまったく変わり、
多面的な構造になっているので都度新しい発見があります。
とりあえず、ルーイのベストエンドは攻略しました(>▽<)!!
考えてみれば、この1年間に買ったゲームって、みんなコナミだった……。
マイネの1,2と最強チームと学プリ。
踊らされてるよー(笑)