告白しましょう。
ワタクシ、実は夏休みモノに弱い。ちなみに学童疎開モノにも弱いです。
いわゆる、ひと夏の思い出ってやつですね。
この話も、典型的な夏休みモノです。
父親のいないウォルター少年がテキサス州に住む二人の偏屈な大おじさんに夏休みの間あずけられ……
というよくありがちなパターン。でも、こういう話、大好物です。
友達どころかテレビすらない生活に、当然主人公のウォルターはまったく面白くない。
ところが、実は二人のおじさんには冒険活劇な過去があり……と、
なんとなく観ながらストーリーが想像つくんですが、お茶目なオチもありがちだけどいい感じです。
っつーか、夏休みモノは奇をてらってはいかんと思うのです。
メインのストーリーが大人になったウォルターの回想というのもいい感じです。
久々に心が洗われました。