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今回秋色の山写真を撮るのを忘れてしまい、いきなりきのこから。 早朝までの雨に打たれたシシタケは、濡れネズミのよう。 ケロウジとの違いは中心の窪みの深さ、カサ裏のハリ状の長さそれに香り。 現在干されたシシタケは、焦がし醤油の香りを放っています。 今季早くから出ていたホンシメジ。 カサが開いたものが多い中に、ひと株だけ綺麗なものが残っていました。 きのこ発生条件が整わなかったと言われる今秋ですが、全体的に小振りになったとはいえホンシメジはそこそこ発生してくれました。 クロラッパタケはとても脆いきのこで、長雨に打たれるとそれだけでカサが崩れていきます。 適量な雨の後幼菌がでてきたら快晴が続く・・そんな中で成長した個体はしっかりとした綺麗なロート状なのですが、この個体は雨に打たれて弱っています。 今年の発生は少なかったように感じました。 仲間から「アミタケが出始めています」との連絡。 発生のタイミングに合わせるのは難しくて、長年きのこ狩りしていますが、出始めの小粒が採り切れないほど出ていたのに遭遇したのは二回だけ。 状態の良いものだけ選んでのアミタケ摘みは腰痛を忘れさせてくれました。 仲間に感謝です。 連なったアミタケを辿って行った先のホウキタケ。 初秋の大きなホウキタケと比べると小さくて儚げではありますが、暗い林床に明るい紅色が映えて可愛らしさは格別です。 急な気温低下で標高がある場所のきのこは早朝に凍って、日中には溶けてドロドロに流れていました。 そうなったら標高を下げるのですが、今季はきのこ全体の発生が少ないのか下げても発生していなくて、今までの蓄積データが役に立ちません。 でもどんな状況でも雨さえ降ればそれに適応したきのこが出てきてくれます。 昨日・今日の雨と気温低下でチャナメツムタケが出てくれるかな。 カラマツシャワーを浴び、残り少ないシーズンを惜しむようにチャナメツムタケやアカモミタケを採りたかったのですが、私の今季の秋きのこ散策は一旦休憩。 老いた母から「帰ってきてほしい」と頻繁に電話がくると、抗うことができません。 一か月ほど母と過ごして、ナメコが出る頃には帰宅する予定で今週末帰省となりました。 今年何回目の帰省かな、数えるのも面倒になるほどの頻度。 適度に力を抜きながら・・・がテーマです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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