|
カテゴリ:カテゴリ未分類
友達二人と、吊るし雛の作品展を見に行きました。
大きな正式なもの、ミニ吊るし雛、折り鶴をモチーフにしたもの、男の子の縁起ものを吊るしたもの等、 会場いっぱいに素敵な作品が飾られていました。 この作品展を開いたサークルの先生に、 正式な吊るし雛の飾りは49個(丸い玉飾りは数に入れない)だと教えてもらいました。 なぜ49個になったのかというと、 昔、男性の寿命が50年といわれた時代、 女性は一歩下がって…という風潮で49個の飾りを吊すことがきまりになったそう。 女の子の幸せを願って作る、吊るし雛。 和布で作った飾り…姉さま人形、俵、さるぽぽ(赤ちゃん)、花、野菜、鈴、ネズミ、犬、財布などなど。 例えば俵は、米や食べ物に困らないように。 犬は安産。 願いをこめた縁起ものなのですね。 子の健康や幸せを願う親の思いはいつの時代も変わらないとは思うけれど、 結婚、出産に重きをおいた昔とは違って、 現代の親の、娘への願いは「結婚できますように」から、 「才能を伸ばせますように」、「希望する職業につけますように」、「自分らしく生きいく力をつけてほしい」などなど、 自分の望む生き方を叶える力をつけてほしいという考えが広がっているのかな。 特に、「女の幸せ(生き方)は結婚・出産・家事・育児」という呪縛(?)で育てられて自己実現できなかった世代の女性が、 自分の娘の幸せに望むこと、願いは多岐にわたるのでしょう。 もちろん、結婚して家庭を作っていくことが一番の幸せと感じる方も大勢いらっしゃっるし、あたしもそれは大きな幸せだと思っています。 女性が娘の人生に望むこと…、 現代はもっと種類が多いかも? 先生は、「現代なら男性の一歩前に出て、飾りの数は51個かしら~」と笑ってらっしゃいましたが… もっと、かな(笑) ま、幸せの定義は時代によって変わっても、 根っこは変わらないのですよね。 あたしも娘たちの健康と幸せを祈っています(*^o^*) 幸せはどんな形でもかまわないから。 本人が幸せを感じられますように☆彡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|