出会い読
なりたい自分をイメージすると同時に、なりたい自分にまだなれてない現実もよく味わっておくこと。夢の実現には大切なポイントのようです。やりたい仕事に就いていない、恋人がいない、食べたカレーライスがまずかった等々。進む方向をその都度選び、コツコツ作ってきたはずの現実は、希望通りのことばかりではないかもしれません。挫折って、孤独って、まずいってこういうことか、と、味わえば味わうほど、実現した部分としていない部分との境界が明確になります。その境界の内側で、なりたい自分をイメージするとよいのだそうです。境界の内側が、自らの手でこれから現実化できる自分。現実を無視して、理想をイメージするばかりでは、境界が曖昧になり、自分がなくなってしまうため、現実化しようにもできないのです。書店でふと手にしたこの本から学びました。『ザ・クイックニング』境界の内側なら、必要かどうか分からない本を、速読を使って片っ端から読み続けなくても、「出会い読」とでもいえる読書もできそうです。あるお客様が教えて下さった小説。『獣の奏者(1)闘蛇編』今年の初出会い読(ありがとうございました)。