アート?ゲーム?
開業して11年目。院で毎日、10年以上お付き合いしてきた備品もいくつか。施術ベッドや姿見、冷蔵庫。バスタオルもそう。ベッドにシーツを敷いて、その上に2枚のバスタオルをT字型に配置。10年前から徐々に編み出した最適パターン。お風呂上りに体を拭く、本来の仕事とは違うため、それほど傷まず、20枚近くの手持ちが全部、10年持ってくれました。それでも何枚かは、さすがにそろそろ端っこがほつれてきたり。そこで行ってきました、池袋西武デパート、タオル売り場。楽しいですね、バスタオルコーナー。どれにしようか、とっても迷いました。ベッド上は癒しの空間ですから、あんまり暗い色にはしたくないし、かといって、派手すぎても落ち着かない。また、下に敷く用とお腹にかける用では、どこかしっくり感が違う。なんてことを思いながら、せっかくなので東武やハンズにも足をのばしてみたりしていると、出会えるものですね。結局、西武で最初にこれっ!と思っていた3枚に決定。T字のバリエーションが増えました。組み合わせの、見方によっては屋久杉に見えたり、めんたいこパスタだったり、SoftBankお父さん犬、クイーン・エメラルダス号、ワンピースの名作回「火拳のエース対黒ひげ」etc.バスタオルアート!…いや、ただの連想ゲームでした。すみません、自分でバスタオルって買ったことがなく、妙にテンション上がりぎみ。今まで使っていたのは、すべていただき物。均整師になる前から押入れにしまってあった新品ばかり。お風呂は最初から最後まで、すべてフェイスタオルで済ませてしまうし、自分でバスタオルを使う機会といえば、寝るとき枕に巻くのみ。押し入れ在庫がぜんぜん減らなかったのですよ。二十歳のときに住んでいた木造アパート(6畳1間27000円)押入れ内のバスタオル20枚が、ああなってこうなって、施術ベッド上にあるところまで、当時連想できていたらすごい。ある程度の期間使わなかった物は思い切って捨てたり、バザーにでも出してスッキリすると次が見えてくるって言いますよね。逆に、なぜか捨てられない物の、未来の使い道をイメージすると、喜んでヒントを見せてくれるかも。一度、押入れ整理してみては?使わないバスタオルを発見したら、ぜひ快風院まで(ちゃっかり募集)。※画像は女性雑誌『MISS』さんに掲載していただいた記事。T字「卒業式の袴」バージョン。今年の3月号だったし。