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快風身体均整院

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2012年12月の記事

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よいお年を

今年をふり返って、できなかったことが、ひとつでもできるようになったとしたら、よい一年でしたよね。来年に持ち越し。それもまたOKですよね、と、自分に言い聞かせたりして。年賀状をたくさん書くようになった10年前から、毎年のようにペン習字を習おうと思い立っては、今年もまた持ち越し決定です。字は必要にせまられて決心しかけるときもありますが、絵となると、ただもう憧れのみ。「銀河鉄道999」のメーテルを、きれいに描きたかったのです。小学生の頃。いくらがんばってもメーテルにならず、なぜだか鼻が大きく、ムーミンっぽくなってしまったり。素敵な絵を描いていただきました。『要町のヤングマスター』吉田絵画教室ブログよりメーミン（ムーテル？）は、いさぎよく脇に置く気になりました。絵の他に憧れるといえば、やっぱり英語。英語で道を聞かれたときに、ペラペラペラッと即答できたら。それだけでも充分夢になるのに、英語で読んだお話の感動を、自分の国の人達へ翻訳して伝えるなんてもう、憧れも、遥か宇宙の彼方です。『あかちゃん社長がやってきた』マーラ・フレイジー作／もとしたいづみ訳日本語で長年、たくさんの作品を書いてこられた力、あってこそなのでしょうね。10年均整院を開いていると、お客様の女性が彼氏を連れてきて下さり、その二人が結婚して家族が増え、今度はお子さんを施術させていただく、なんていう機会も増えてきます。幸せな反面、心身ともに限界を超えそうになる、子育て真っ最中のご夫婦が、ホッと一息つける一冊。と、均整です。今年最後の宣伝でした。世界中のご家族みなさま、よいお年を☆

2012年12月28日

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きっかけ

眠れないことにお悩みで、施術を受けてみたらよく眠れるようになった40代女性（自営業）。安心していたら、また眠れない夜があったそうです。そういえばその日は、いつも以上に人に多く会ったとのこと。ご実家が商売をしており、小さい頃から人の出入りの多いのが当たり前すぎる環境。人と会うことに、実は自分の中では緊張していたなんて、今まで思ってもみず、一人の時間も大切なのだと気がつきました。今はインターネットで様々な情報を調べられる時代。自分の症状の原因は漢方でいう水毒かもしれない、いや、電磁波かもしれないetc.そうして無理やり自分を納得させ、薄々は気がついている真の原因、喫煙や運動不足などの悪習慣に、見て見ぬふりををする人がいます。施術によって楽になると、タバコがまずくなったりしますから、きついことではありますが、見たくなかったところに目を向けるきっかけになります。施術を受けられた方の気づきや、その後の行動のきっかけになれたら、とてもうれしい。丸めた紙くずを、数メートル離れたゴミ箱に狙って入れられる男性は「ターゲティング」という能力が優れていて、狙った女性を得られる＝モテるそう。狙って入っただけで喜んでいないで、次は実際に声かけないと。毎年ある時期になると、電車の中吊り「まだ間に合う！夏までにあと3kg痩せる！！」系の見出しにつられてしまう女性。翌年、似た内容の雑誌を再び買わなくてもすむように、夏までに、本気でカタをつけないと。ネットやテレビを見る、雑誌を手にとる。すべては気づきや行動のためのきっかけ。施術を受けるのもそのひとつ。代謝を上げ、お顔をシンメトリーに近づけて、あなたがさらに一歩進むためのお手伝い。一瞬でやせたりモテたりする秘孔など、突いて差し上げられればよいのですが、それはまだまだ研究中です。今年最後の均整法研修センター営業日は、クリスマスイブ。あなたの来年のイブを充実させるための、きっかけになれることを願って。ご来院お待ちしています。均整法研修センター施術担当のお知らせ去年の7月から、第4月曜日担当、均整法研修センター指導員に着任しました。指導だけではなく、いつもの施術の現場を、研修員のみんなにも見学させてあげたい。そこでセンターにて、施術も担当することにしました。◯料金はセンター規定の3000円です。◯私の施術を初めて受ける方を対象とします。◯2～3名の研修員が、ベッドの周りで見学することになりますが、それが気にならない方であれば、私の院に来院されるよりもお得です。◯2回目以降もセンターでの施術をご希望の場合は、私の指導のもと、研修員が施術を担当します。◯毎月第4月曜日、午前10時30分～午後4時30分（施術終了）までの受付です。※今月は24日開催です。午後の部にまだ空きがあります。現在、均整法学園に通っている学生さん達や、卒業生のみなさんも歓迎します☆(一人が施術を受け、他の方が見学もOK）詳しくはセンターではなく、私（快風身体均整院）まで直接、メールかお電話（03-6904-3020）下さいね。

2012年12月21日

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たまには自己紹介（地獄の特訓編）　

先週のブログでH監督のことを少し書きました。そのH監督とともに、当時の少年工科学校レスリング部を率いていたのがSコーチ。H監督と同じく自衛隊体育学校出身、コーチをしながらも現役続行中、20代半ば、全日本でも相当強かった、中量級フリースタイル選手でした。ある日の部活動。なんとなくたるんだ練習の空気を引き締めるためSコーチ、「今日は地獄の特訓をする！」とニヤリ。まっさきに頭に浮かんだのは、部員全員で輪になって何人かを囲み、周りの者が30秒〜1分交替で次々と、試合形式の戦いを挑んでいく練習方法。いったん輪の中に入ったら、かわるがわる挑んでくる元気な者たちと、休まず戦い続けなければなりません。後半ヘトヘトになってきた頃に強い先輩と当たろうものなら、動けなくなっても無理やり立たされては投げられ、引きずり回されるなど、きつい度ベスト3に入る特訓メニュー。案の定、Sコーチから「輪になれ！」との指示。（地獄というからには、いつものように10分や15分じゃ終わらないだろうけど…仕方ない、いくかっ）と、覚悟を決めているうちに、輪に入ったのはSコーチ。きょとんとしている我々に向かって、「一人1分でかかってこい！」軽量級も重量級も関係なくかかっていった部員全員、投げられ倒され抑えこまれ、Sコーチに負け続けました。いくらこっちが高校生だとはいえ、コーチより体重のずっと重い奴だっているわけだし、そのうち誰か一人くらいは、あわよくば自分が、バックに回って1ポイントくらい取れるのではと思っていましたが、甘かった。誰にも1ポイントも取らせないまま、全員を何度もやっつけながら1時間経過。「しっかり練習せい！」と一言残して道場を出ていったSコーチ。自分たちは、体力的には全然きつくないのです。部員が20人くらいだとして、一人1分なら2回か3回、当たりにいっただけですから。ところが、精神的にドーンと来た。強い人って、こんなにも圧倒的なのか。ここまで歯が立たないものなのか。もう、コーチが見ていようがいまいが、練習するしかない。プロ格闘家になりたい云々なんて、1時間戦いっぱなしの相手から1ポイントも取れない奴が言ってる場合じゃないと、非常に焦りました。一瞬のピーンとした間のあと、キャプテンの先輩を中心に、見事引き締まった練習に。練習中、気合いを入れるためのかけ声。気がついた者が最初に「レッスリーング！」と声を出し、それを合図に全員が「ファイト！ファイト！ファイト！」と続きます。試合に行くと、なぜか他の高校も似たようなかけ声。ただ、出だしが違い、「レッスリーング！」ではなく「○○！」と、高校名なのです。身内だけではなく、レスリング全体を愛している感じがする、うちの部のかけ声が好きでした。Sコーチは今でもまさに「レッスリーング！」。九州でちびっこレスラーたちの輪の中にいます。教え子の一人は、今日も西池袋で「キンッセーイ！」です。

2012年12月14日

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たまには自己紹介（高校〜大学編）

高校3年間を過ごした、陸上自衛隊少年工科学校（今は制度が変わり、名称も変更になりました）。防衛庁（現在の防衛省）管轄のため、正式には高校ではありません。そこで、全員が湘南高校通信制過程に同時入学することになっていました。ただし授業は横須賀、武山駐屯地内にある少年工科学校の教室で毎日、普通の高校のように行われます。午後からは自衛官に必要な訓練があり、夕方からは部活動（レスリング部所属）。そうして3年間お世話になっておきながら、「プロ格闘技やりたいですっ」と飛び出し、18からは東京でフリーター暮らし。通信制高校卒業までにはまだ少し単位が足りず、格闘家修行とかけ持ちしつつ、1年ほどで何とか卒業。どうせなら大学も通信制で卒業しよう！と、慶應大の通信教育課程文学部に入りました。何を勉強したいという明確な夢もなく、大学を卒業することだけが目的だったため、勉強へのモチベーションがそのうち下がり始めます。特にネックだった英語の授業。年に何度かあるスクーリングに、教科書の英文和訳がありました。一人ずつ順番に英文を読み、それを和訳します。バイト代を貯めて買った電子英語辞書検索も追いつかず、かろうじて知っている単語だけをつなげてなんとかしようと、自分の番が回ってくる寸前までもがいていました。文中の「companion」は調べるまでもないだろうと、そのまま「コンパニオン」と訳したら、周りの、特に女性陣から冷たい空気が流れてきたり（正確には「仲間」とか「連れ」…でいいのかな？10年以上経った今、ようやくちゃんと調べてみたのですが…）。格闘家修行にひとくぎりつけ、青年海外協力隊（レスリング指導）として中国に渡り、人間関係に興味を持って初めて、心から大学で勉強したくなりました。臨床心理士を目指し、より自分が勉強したい科目の多かった放送大学へ転校。慶應時代、もがきながらも取得した単位が役立ち、3年生に編入できました。語学科目ではもちろん英語は選択せず、中国語で快進撃。2年後、めでたく卒業。そんな放送大学在学中、再び格闘技熱が上がり始め、組み技格闘技「サンボ」の世界にも足を踏み入れていました。勉強とサンボに夢中になっているうち、痛めた体を均整にケアしてもらった縁が活き、臨床心理士から身体均整師に路線変更、今に至ります。放送大学のスクーリング会場では偶然、横須賀時代にお世話になったレスリング部、H監督に再会し、びっくり。定年退官後に始めた介護の仕事に活かすため入学したそうです。「英語が大変だ〜」と笑っていました。何年か後、いただいた年賀状には、無事卒業との知らせが。近い将来、また何かのセミナー会場で、バッタリ再会できる日を楽しみにしています。

2012年12月07日

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