滑走路
今月、何度かの雪かきをしながら思いました。‘to doリスト’かきも必要だと。仕事場兼研究所。マンションの一室でひっそりと営業している均整院なのに、お客様がひっきりなしに訪ねて来て下さる。そんな光景をイメージしていた駆け出しの頃、まず、アイデアがたくさん訪ねてきてくれました。箇条書きにしたto doリストの順番に、チラシやホームページを作ったり、均整法学園で勉強したノートのどこに何が書いてあるか、すぐに検索できるようエクセルで整理したり。ひまに任せて片っ端から行動しているうちに、おかげさまで、今はイメージ通りの毎日を過ごせるようになりました。ただこうなると、to doは前よりも加速して増え続け、膨大な量に。ローラー作戦は通じなくなります。だからこそ、自分は何者で、どこへ行きたいかを再びしっかりイメージ。リストに埋もれた中から、まっすぐ行き先につながるto doがいくつか浮かび上がり、滑走路にスタンバイ。あとはひとまず脇によけてくれて、to doリストかき終了です。滑走路上には「アクションステップ(やりたいこと・やるべきこと)」。脇には「バックバーナー(後回しにすること)」と、これらの取り組みに参考となる資料やメモ、ひらめきの「レファレンス」。とてもシンプルな整理法で、気にいっています(英治出版『アイデアの99%』より)。ときどきバックバーナーを見直しては、アクションステップに移したり、入れ換えたり。去年の夏「行くぞ〜っ!」と燃えていた台湾旅行がバックバーナーからなかなか出てこられないままですが……台湾レファレンスがたまるにつれ、またいちばんいいタイミングで盛り上がりそうです。