月に行く方法
「月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。」実業家、三木谷浩史氏の言葉だそうです。快風院にとってのロケットは、情報サイト「肝臓と整体の情報館」でした。開業当時、院の宣伝がうまくいかず、なんとかしなければと、背水の陣で作ったサイト。月に行けるまで、肝臓でダメなら「腎臓と整体の情報館」を、それでもまだなら「膵臓と整体の」「胃と」……五臓六腑すべて作る気でいました。おかげさまで、最初の「肝臓と」だけで済みました。こんな話を、均整法学園の受講生の方々に、講義の合間、何か参考になればとお話しします。「肝臓」以外、まだ手をつけていないから、誰か作ってもいいですよ、とも。ただ、見ている月が、きっと違います。もしかすると、火星に行きたい人もいるかもしれないし。それでもまずは、近くて具体的な月へ行ってみませんか。バイト料が入った日。食費の割り振りを1日1500円としたはずが、デートでちょっと気張り、欲しい本を何冊か買っただけで、月末近くになると1日300円で過ごさなければならなくなる。そんな日々から脱出したい! みたいな俗っぽい月でも、最初はいいじゃないですか。年が明ければ、学園卒業も間近。開業に向けて旅立つ卒業生にとって、月を見つめ続けるコツ、自分の月を探すコツ他、いいことがたくさん書いてあったので紹介します(冒頭、三木谷氏の言葉もこちらより)。『一流の人は真正面からうけとめない( おかのきんや,根本浩 著)』欲しい本が余裕で買える頃には、次の月が見えています。言葉にならない、胸の奥の感じだけの月かもしれない。言葉になる頃には、また次の、まんまるであったかい月が遠くに。自分の中に。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより