発売日が決まりました
勉強会に参加したときには、メモをよく取ります。特に「これは、あのお客様の不調にピッタリ」など、リアルタイムで必要な視点や技。また、講義を聞きながらひらめいた、全然別のことも。去年の5月、鍼灸師であり均整師でもある、「伊良林鍼灸均整院-AFINA-」小柳弐魄(コヤナギニハク)先生の支部研修会。足首付近のツボを押さえて鼻水が止まるしくみは、「圧自律神経反射」と呼ばれる自律神経の性質からも説明できると知りました。私自身、お客様との会話中、自分の声が鼻の奥に響いた刺激で鼻水が止まらなくなることがあります。「これは‘輪ゴム’を足首に巻けば、施術中の自分に使えるかも」と、ひらめきメモを取りました。試したところ、とてもグッド。お客様にもお勧めするようになりました。このことをブログに書いていたら、企画立案家でエッセイスト、そして漫画家でもある、おかのきんやさんが目にとめて下さったのです。以前から悩んでいたため、足首輪ゴムを試したところ、やはりグッドだったと。「きっと、たくさんの人の役に立ちますから、一緒に『足首輪ゴム』の本を書きませんか?」とお誘いをいただき、昨年の秋から執筆開始。企画を採用して下さったリンダパブリッシャーズさんより、2月11日の発売が決まりました。『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる(田川直樹、おかのきんや共著)』輪ゴムを使った均整法です。鼻水や鼻づまりでお悩みのお友達がいらしたら、プレゼントにぜひ。これからの季節にも、喜ばれる内容です。「足首輪ゴム」を通じて多くの方に、均整法に親しんでいただければ幸いです。ワンポイント均整コーナーアレルギー体質の方は、胸椎3番や4番に歪みが出ており、大切な施術ポイント。位置が肩甲骨の間のため、運動不足で肩周りがガチガチな方は、大人になってからの花粉症デビューにもつながります。普段からよく肩甲骨を動かして、胸椎3番4番を固めないようにして下さい。胸椎に輪ゴムを巻くわけにはいきませんが、立ち方や歩き方で整えることができます。今後発売予定の、もう1冊の中で詳しく説明しています。今しばらくお待ち下さいね。