好きな事を、嫌いになるまでやると
「(勉強が)できないなら、できないなりの戦い方がある」「好きな事を、嫌いになるまでやるという事」「自分には、そうして今がある」ある日の日経夕刊、尾崎世界観さんのエッセイからです。自分自身はそこまでやりこんだこと、まだないかもしれません。18歳のとき、身長がプラス20cm必要なプロレスラーは無理でも、ちょうど体重別の総合格闘技が始まった頃で、それなら何とかなるかもと飛び込みました。芽は出ず、でもあきらめるにあきらめきれず、何年かが過ぎました。ようやく踏ん切りがついた20代前半のある日。「もう、きつい練習しなくていいんだ……」と、心底ホッとしました。大好きなことが嫌いになりかけていました。もう満腹で、できるだけ距離を置きたかったのです。1年くらいホッとし続け、気がつけば体重がプラス10kg。バイト仲間とのボーリング数ゲームで全身筋肉痛になった翌日、普通の生活にも運動は必要だと反省しました。適度な運動を再開し、30年近くになります。そのうちの20年は均整師としての毎日。普段の動きはそれほど多くはありません。どこかで動きを稼いでおかないとと考えられるようになり、体型もくずさずに済みました。今、自粛生活で運動不足になっている人の気持ちも分かるようになりました。何でもやってみれば、そして嫌ならいさぎよくやめてみれば、その流れの中で次が見えてきます。流れの最中には、なんの発展もないような、ボーッと過ぎていく時間もあります。そこで充電され、自然とまた動き出す時期も必ず来ます。嫌い度が薄れていたなら、また戻ってもいいし、見えてきた別の流れに乗ってもいい。これからも流れに身を任せますが、任せられる身体を、ボーリング5ゲームくらいはなんともない体力と体型を維持していきたいと思います。快風身体均整院 お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに5冊出版させていただきました。感謝致します。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。