道が見える言葉選び
ある日の朝、日経新聞に掲載されていた「ふくらはぎの肉離れ」についての記事を読んでいると、痛さの例えとして、「石が当たったような」とありました。肉離れの経験がないので、ふと「どんな感じなんだろう?」と頭に浮かびました。その後、外に出てランニングの途中、ふくらはぎにピシッと何かが当たった感じが。「ん?……これかーっ」と納得したので、「わかりましたー、ありがとう、もういいです」と心のなかでお礼を言い(誰に?)、ウォーキングに切り替えて、早めに自宅に戻りました。幸い小石くらいだったらしく、翌日には痛みは消えていました。なんだか最近、頭に質問を浮かべると、答えの返ってくるスピードが早まった気がします。言葉選びを慎重にしないと。今月号のNHKテキスト『きょうの健康』、武田真治さんの顎関節症体験からも、選ぶ言葉の大切さを教えていただきました。武田さんは20代の頃、顎が痛くて口を開けられず食が細くなり、痩せて見た目が格好よくなった分、仕事が増え、体調が悪いのに頑張りすぎてイライラし、人間関係がうまくいかなくなるという悪循環を経験。反省して、顎関節症改善のために続けた筋トレが、NHK「みんなで筋肉体操」で注目されるきっかけとなり、「紅白歌合戦」の舞台にサックス演奏で立つことができたそうです。掲載写真で手にしていたのは、読者に伝えたい言葉を書いた色紙「好循環」。顎関節症や肉離れ他、痛い思いはしないに越したことはありませんが、もしものときも、あわてずに。じっくり言葉を選びながら、好い流れを見つめ続けることができますように。快風身体均整院 お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに5冊出版させていただきました。感謝致します。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。