大人の夏休みの宿題
体の凝ったところ、固まったところは、ひとまず手を当てておくだけでも、ある程度ゆるみます。凝ったところの奥がどうなっているのか、わかっているとさらに早く深くゆるみます。均整師の仕事です。当てている手の下の、たとえば背骨(椎骨)が右に傾いているとします。それがわかって、手を当てながらほんの少し右に引いておくと、早くゆるむ上に、あるべき姿に自然に戻っていきます。さらに、その右への傾きに引っ張られていた他の椎骨、骨盤、足の親指など、体の隅々まで連動して整います。大きな課題がクリアできたときと似ています。成長のために、次のステップのために必要なことはわかっているけれど、面倒だからつい避け続けてしまう、そのときどきの課題。漠然と手を当てている(隠している)うちは、しばらく楽ですが、また凝ってきます。課題も同じく、何度でも目の前に現れます。きちんと向き合い、どうなっているのかわかって、しっかり感じ切ると。椎骨1つから連動してからだ全体が整うように、環境全体が変わり、同じ質の課題が再び現れることはなくなります。均整師が体内をイメージするのに、今は詳細な画像であらゆる角度から見ることのできる3Dアプリなどがあり、とても便利になりました。それぞれの課題用3Dアプリは、自作しなければ、誰も作ってくれません。今年の夏休みの宿題として、来年の夏に持ち越さないよう、仕上げていきたいですね。「快風身体均整院」お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに5冊出版させていただきました。感謝致します。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。おとn尾