微かなサイン(映画『アイミタガイ』を観て)
「あーっ、やっちゃったよー、梓(あずさ。黒木華)ごめんねー、お父さんお母さんごめん……」という叶海(かなみ。藤間爽子)の声が聞こえてきそうな、映画が始まって間もなくのシーン。その後、残された親友や両親に起こった出来事のつながりは、偶然といえば偶然です。叶海の形見となったスマホ。映画『インターステラー』で、ブラックホールから五次元世界に迷い込んだ主人公クーパーが、娘マーフに送った腕時計を思い出しました。秒針のリズムをモールス信号にして、三次元にいるマーフとなんとかコンタクトしようと必死に頑張るクーパーと、見えない世界にいるかもしれない叶海とが重なりました。気がつかないだけで、秒針の変な動きのようなことは、毎日起こっているのかもしれません。思えば叶海の生前から偶然は起こっていましたから、五次元どころか六次元も七次元もあるのかも。ちょっとした出来事からの微かなサインが、いつでも大きく背中を押してくれています。何かに迷っている人に、お薦めの一本です。「快風身体均整院」お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに6冊出版させていただきました。感謝いたします。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。