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カテゴリ:映画
中学3年の夏休み、美術の絵の宿題がありました。
絵を描くのは好きなので、楽しみながら描き上げて提出すると、美術の先生に「この絵、すごくいいよっ。今度、美術の先生の集まりがあるので、そこでみんなに見せてもいい?」と褒められました。 美術大学を卒業して間もない女性の先生。とても嬉しくて、二学期からも美術の時間は毎回頑張りました。 でも、再び褒められようとして力みすぎ、「うーん、考えすぎちゃったかな……」など、その後の絵や彫刻の作品では、あまり褒められることはありませんでした。残念。 映画『まる』の主人公、沢田(堂本剛)は、有名現代アーティストのアシスタントとして働いていましたが、利き腕を事故で怪我して、仕事を首になります。 もうどうでもいいやと開き直り、左手で無心で描いた丸が、沢田の才能を見抜いた画商によって世に出ることに。 たまたま力みなく描けた丸のあと沢田は、力みすぎてうまく丸を描けなくなってしまいました。 沢田を首にした、世渡り上手な売れっ子アーティスト。その彼にアイデアを自分のものにされたり、安い給料で手伝わされたりと貧乏を続けるアシスタント仲間。力みなく描けるたまたまの瞬間さえ訪れない漫画家の隣人。力まないコツをさりげなく教えてくれる茶道の先生etc. 様々な人に囲まれて沢田は、ほどよく力を抜くコツを覚えていきます。 大事な場面で肩に力が入りすぎる人。お茶と、饅頭……は映画館の売店にないので、ポップコーンとともに気楽に観ると、脱力への大きなヒントになるかも。チュリトスもいいですね。 「快風身体均整院」お知らせコーナー ◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。 ◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに6冊出版させていただきました。感謝いたします。 ◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月25日 08時42分00秒
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