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カテゴリ:児童福祉関連
令和5年5月13日(土)
この日は、午前・午後とも予定あり。朝、8時半に家を出ました。 豊田市を目指しました。 高速道路を降りて豊田市に入ると、立派な豊田スタジアム。 スカイホールトヨタという大きなドームも、目を見張りました。豊田市、お金があるんだろうなぁ。 午前中の会場の豊田市福祉センターも、立派な建物です。 外観も立派ですが、中もなかなか立派な建物でした。 午前中に参加したのは、このワークショップです。 会場は、広い会議室。参加者は100名を超えている、と。 4~6名程度のグループに分かれて着座。 最初は、高橋さんの取組んでいるチャイルドラインの現況報告など。 高橋さん、普通のお母さんであった時に、納得のいく子育てをしたい、ということから、子育てサークルを立ち上げ、その取り組みの中で、子どもの声がなかなか大切にされていない現状から、チャイルドラインという子どもの悩みを聞く取り組みを始められたそうです。 子どもためにアクションを起こすのは、やっぱり女性の方が多いかと。母は強し!ですね。 ワークショップ、面白かったです。 子:ただいま~ 親:おかえり 子:お腹空いた 親:おやつあるよ この4つの会話を、 1)親は何かを熱心に読んでいて、子どもの顔も見ずに台詞を言う 2)同 せりふを言う時だけ、子どもの顔を見る 3)会話中、親は子どもの顔を見ている の3パターンで、ロールプレイ。 なるほどなぁ、顔を会わせて、目を見て話すことが大事なんだ。 この日のプログラムは、11月に豊田市で開催される子ども権利条約フォーラムのプレイベントです。子どもの権利条約フォーラムは、開催地での市民活動団体が中心になって実行委員会形式で、毎年持ち回りで開催されているフォーラムです。 2年前の川崎大会、5年前の長野県茅野市での開催には、現地で参加しました。 今年は豊田市での開催なので、両日ともしっかりと参加したいな。 最後まで、参加していたいワークショップでしたが、午後の予定があり、途中退席。残念。 一路、名古屋に向かいました。 熱田区白鳥にある国際会議場が、午後の会場です。 元厚生労働大臣の塩崎さんの講演会です。 児童福祉のギョーカイの方々には、大きなインパクトのあった2016年の児童福祉法改正。 これまで護られるべき存在としての子どもから、権利の主体としての子どもに、コペルニクス的転換が起こった改正です。 当時は、自民党政権。保守的な自民党で、こんな法改正がどうしてできたのか? 日本は1994年に子どもの権利条約を批准しましたが、当時の政府は、「国内法には、十分に子どもの権利を尊重しているので、国内法の改正は必要ない」というスタンスだったようです。 ところが塩崎さんが厚生労働大臣に就任して色々と国内法を調べてみると、全然、子どもの権利が尊重されていないことに気づかれたそうです。 ということで、児童福祉法の中に、「子どもの権利条約の精神にのっとり」という文言を追加したり、子どもの最善の利益、子どもは権利の主体、などなど、条約の精神を国内法に取り入れた改正を行った、と。 なるほどなぁ、こういう強烈なリーダーシップを発揮する人がいたから、腰の重いお役所も、動かざるを得なかったんだろうな。 今年、4月。 子ども家庭庁が発足し、こども基本法が施行されました。 こどもまんなか社会の実現、一部の人だけでなく、みんなで取り組んでいけるといいな。 講演会終了後には、塩崎さんを囲んでの懇親会。 おいらも声をかけていただきました。はい、喜んで。 今日の講演会の主催団体である名古屋市の里親会の方々や、来賓の方々などと、もっと深掘りしたお話が続きます。 おいら、クルマだったので、烏龍茶です(涙)。 ホタルイカが出てきました。 烏龍茶にホタルイカ‥、きついなぁ。 天ぷら、焼き物も。フルコースです。 〆は、固形燃料で席で焚き上げた釜飯。 桜えびが入って、美味しいご飯です。 ということで、朝から夜まで、予定が詰まった土曜日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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