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テーマ:今日の出来事(292473)
カテゴリ:民生児童委員活動
令和6年6月19日(火) この日は、朝から大雨です。 こんな日は、ゴミを出すだけでびしょ濡れになります。 拝啓 多治見市長 さま 突然、ブログから失礼いたします。 多治見市で民生児童委員を務めております禁玉減酒と申します。 日頃は市民のためにご尽力いただき、こころから感謝申し上げます。 ところで、小生はお役に立てればと、学区の民生児童委員として微力ながら地域で活動いたしております。 先日、住民の方から連絡がありました。 独居の高齢者の方が、町内のゴミ出しのルールを守らない、だからその人が出すゴミ袋がカラスに荒らされて中身が散乱して困つている、民生委員からきちんとルールを守るように注意してほしい、というものでした。 この地域は、近くに森があり、そこにたくさんのカラスが生息しています。小生が暮らす団地内の集積所も、カラスにゴミを荒らされます。 そこで、市役所が貸与していただいている黄色い網をかけるのですが、カラスも賢いです、網の端が浮いていると、そこからゴミ袋を引つ張り出してしまうので、それを防ぐために、黄色い網の端に2リットルのペットボトルに水を入れて重石にしています。それぐらいしないと、カラスの害は防げません。 せっかくお困りの連絡をいただいたのに、何もしないわけにはいきません。ということで、仕事前にゴミ出し集積場所の見回りに行ってきました。 数か所回ったのですが、おいらの団地よりも対策が取られているところが多いですね。 午前7時にまわつたのですが、まだゴミの量は少なかつたです。早く出し過ぎ ると、カラスに荒らされるからかもしれません。 こちらは、黄色い網の下にブルーシートを入れてあります。ゴミが全く見えないようにするためでしょうね。 こちらは逆です。黄色い網の上にブルーシートをかぶせてあります。 こちらは、ブルーシートはありませんが、網がめくれないように、2リットルの水が入ったペットボトルや重石が置いてあります。 こちらは最強防御策のゴミ集積場所です。 ブルーシートの上に黄色いネット、その端にはペットボトルとウエイト(重石)です。 数か所回って、おいらが感じたことは、「このルールでは、高齢者の方が、ゴミを出すのもなかなか大変だろうなぁ。」という感想です。 網を2枚も持ち上げてゴミを中に入れる、重石替わりのペットボトルや鉄パイプを持ち上げる、こういうことが高齢者の方が単独で行うのは、なかなか難しいと思います。 特に、今日のような雨の日には、傘をさしながらの作業でずぶぬれになってしまいます。 たまたま住民の方が居合わせれば、網の下にゴミ袋を入れるというお手伝いをしてくださるのでしょうが、居合わせなければそれも無理です。
そういえば、ばあちゃんが伊東市で一人で暮らしていたころ、ゴミ出しが難しくなりました。 ケアマネさんが市役所につないでくれて、毎週、ゴミ収集に職員の方が訪間してくれていました。 ばあちゃんの顔を見て、安否確認もしていただいたようです。 多治見市の近隣では、名古屋市・瀬戸市・主岐市が、高齢者家庭の戸別訪間収集を実施しているようです。 名古屋市は「なごやか収集」、上岐市は「さわやか収集」、瀬戸市は「ふれあい収集」という名称です。それらの自治体の制度で収集対象となる世帯は、要支援・要介護の認定を受けて介護サービスを利用している世帯を対象としているようです。 今回の高齢者の方は、お一人でゴミ出しをされているので、要支援・要介護ではないのかもしれませんし、そもそも要支援・要介護であれば、生活支援などでヘルパーを利用してゴミ出しができるのかもしれません。ただ、やはり当日朝にゴミ出しをしてくれるヘルバーはなかなか見つからない現状もあると、包括支援センターからは聞いています。 まずは、地区の民生児童委員協議会か福祉協議会で議論するところからはじめるべきなのでしょうが、多治見市長さん、多治見市にも高齢者などゴミ出しが難しい世帯への戸別収集制度を策定に向けてご検討をしていただくよう、切に心からお願い申しあげます。 敬具 なんて、手紙を出してみようかな、なんて思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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