多治見市総合防災訓練に行ってみた

2024.09.07

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令和６年９月７日（土）
この日は、多治見市の防災訓練が行われるということで、出かけてきました。

多治見市の総合防災訓練、学区の持ち回りでの開催のようで、今年度は、おいらの暮らす学区での開催になりました。

小学校の体育館で行われた開会式には、市長、市会議員（議長はじめ全員出席！）、市幹部、協力機関代表などがずらりと並びました。

開会式を終えると、参加者は各ブースを自由にまわることができます。

こちらは、災害救援ボランティアセンターについて、市社協さんが説明しているところです。

被災地に、勝手にボランティアが押しかけても、迷惑なだけです。
きちんと被災地のニーズに合わせて、そして被災地の状況に応じて、ボランティアが支援に入る必要があります。
また、事前に調整して被災地に入ったボランティアを、各被災場所と活動内容に応じてマッチングする必要もあります。
全国の社会福祉協議会は、被災時にボランティアセンターをすぐに立ち上げられるように、準備しているそうです。

避難した世帯では、ペットを飼っている世帯も多いと思います。

ペット同行避難についての説明ブースです。

東日本大震災時のペットの様子、避難できずに取り残されたワンちゃんたちの写真です。

地震などでは、下水管が破損してトイレが使えなくなることも。
トイレに黒いビニール袋をセット、排泄物を入れたら凝固剤を入れてゴミとして出すという説明には、大勢の参加者が聴き入っていました。

避難所でのプライバシー確保のための簡易テントの展示もあります。

外では、簡易トイレの設置の展示。
体育館横にある小さめのマンホールです。

災害用トイレと書かれています。
こういう小さめのマンホールが一列に７個ぐらい並んでいました。これまで全然気づきませんでした。

このマンホールの蓋は、取り外せます。

その穴に、簡易トイレキットを置きます。新品のキットなので、青いビニールがかかっていますが、使用時には青いビニールをとります。

この穴の上に、キットに入っている便器をセットすると‥

こんな簡易トイレになります。
高齢者などのために、手すりもついています。この便器に、小さなテントをかぶせてでき上りです。

このトイレは、専用下水管の上に一列に並びます。排泄物は、専用下水管に落とされ、専用下水管の上部にあるところから、水を流すと、その先にあるマスに流れ込み、一時溜められる、下水処理施設が使えるようになれば、そのマスの扉を開けて、下水管に流し込んで処理施設まで流される、というようになっているそうです。

そうなんですね、全然知りませんでした。

運動場には、特殊車両の展示も。
ベンツ製の特殊車両。大きなタイヤで障害物も乗り越えられます。乗り込むのが大変です。
並んでいるクルマの装備には、エンジンカッターなどもありました。

国土交通省の照明車です。
昼夜通しての救助作業などに役立ちそうです。

他にも、ＮＴＴの災害時伝言ダイヤルについてのブースなど、色々と役に立つ展示が並びました。

当地では、南海トラフ地震の心配があります。
海から離れているので、津波の心配はありませんが、地震での被災で、インフラが壊れることもあり得ますね。

日頃の備えが大切かと思います。
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Last updated 2024.09.08 07:04:08
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