愛知県美術館の版画展に行ってみた

2024.10.24

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テーマ：つぶやき(12090)

カテゴリ：ホビー

令和６年１０月２４日（木）
日中はまだ、暖かい日が続きますが、朝晩は冷えますね。
ようやく秋めいてきました。秋と言えば、ラーメンの秋、食欲の秋ですが、芸術の秋でもあります（未確認）。

在職していた会社のセンパイが、版画展を開催するという案内をいただきましたので、昨日のお休みの日に、会場の愛知県美術館まで出かけてきました。

会場は、愛知県美術館の８階です。
ガラス張りのエレベーターで昇っていきました。吹き抜けが立派な愛知県美術館です。

センパイの作品が展示してある会場がこちらです。
日本版画院東海支部、という格式のある団体の主催です。

版画展を見るのは、初めてですが、作品に圧倒されました。
え？これが版画ですか？っていう作品が多かったですね。

これが版画だって、信じられます？
近づいて目を凝らしてみると、ち密な掘り具合などに圧倒されますね。

そういえば、江戸時代の浮世絵も、木版画もあったと聞きますね。
浮世絵の木版画は、絵師・彫師・刷師と分業体制になっていたようですが、今回の版画展では、全て一人の作者が担っているとか。
すごいですね～。

どうやって版画を作るのかな？と見ていたら、こんな展示もありました。
多版多色刷りの木版画のでき上る工程の説明です。

原画を描き、トレーシングペーパーに転写し、そのトレーシングペーパーを木版の上に置き、間にカーボン紙を入れてトレーシング（トレーシングペーパーですから）して木版に削る線を引き、それから彫っていくようです。

それぞれ印刷する色によって、版を作るんですって！

そういえば、大昔、まだパソコンが普及する前ですけど、年賀状を印刷するプリントゴッコという器具がありましたね～。
おいらも使ってましたが、そこで多色刷りをするためには、版を数枚すくって、色ごとに印刷を重ねた記憶があります。

どんどん色を重ねて、作品を作っていきます。
ようやく作品完成です。
彫るだけでなく、刷る時の絵具の塗り方などでも、作風は変わるようです。

多色ではなく、一色刷りの版画もありました。

これは、ち密な風景がですね。右の格子戸の影の付け方なども、テクニックの一つだそうです。

会場には、センパイも控えておられました。
一つずつの作品に、センパイが解説をしてくださり、とってもわかりやすく鑑賞することができました。ありがとうございました。

こちらがセンパイの作品です。
数日で一気に仕上げるのではなく、毎日、少しずつ、コツコツと彫り続けられた、とのこと。
センパイは、在職中から、版画に取り組んでおられたそうです。
こういう趣味があると、人生を豊かに過ごすことができると思います。
うらやましいなぁ、と思うおいらでした。

ところで、本日のドラフト会議。
中日の井上新監督が、学生ナンバーワン投手の呼び声が高い金丸夢斗投手を引き当てました。
小笠原投手が抜ける穴を埋めてもらえそうです。
でも、ドラゴンズは、点が入らないからなぁ‥。２点取られたら負け、なんて試合ばっかりでしたけど。金丸くん、新人王めざして頑張ってください。