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カテゴリ:パシフィックリーグ
Kスタ宮城で飲食物の持込み規制が強まり、ファンからブーイングが出ている。
外で購入した食べ物だけでなく、手作りの弁当やおにぎり等も締め出す徹底ぶりで、球団は「売店の売上げを確保するために措置」と理解を求めているが、一部のファンは「手作り弁当ぐらい大目に見てもいいのでは」と怒っている。 持込み禁止は初年度の2005年シーズンから定められているが、手荷物検査をせずに黙認していた。 翌年からテロや危険物持込みの防止を理由に検査を強化、場外で買った飲食物をまずシャットアウトし、今シーズンから手作りの食べ物も禁止にした。 12球団のうち合併球団、ロッテなど6球団は食べ物の持ち込みを制限しておらず、3球団は規制はあるが事実上黙認、2球団は比較的厳しく統制しているが、楽天のように入口で預かることまではしていない。 楽天球団によると、持込み禁止の理由は場内売店の売上げ確保とごみ分別の徹底で、「売店の売上げは貴重な収益で、健全経営のためにやむを得ない」と説明している。 球場内には約50の飲食店と売店があり、1年間で約2億円が球団の収入になるらしい。 缶や瓶の飲み物は選手に危害が加わる可能性があって規制は仕方ないとしても、過度な統制は商業主義の印象を強め、球団にとって逆効果になるのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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