テーマ:闘病日記(4013)
カテゴリ:卵巣欠落症
みなさんはエンディングノートをご存知ですか?
私は、他人事の様に思いながらTVで話題に上がっていた6年ほど前に、エンディングノートを書くよう言われた事があります。 と言うのも、私は人間ドックでひっかかり、簡単な手術だと言われて卵巣の摘出手術をしました。 しかし、いざ手術が始まると、私が麻酔で眠っている間に【私がなにも答える事もなく】両側の卵巣を失いました。 更に、腫瘍はゼラチン状の粘液腫瘍であり、完全には取りきれずミクロ単位マクロ単位で残ってしまうとの事。 簡単に言うと、 『完治はしない。』という事です。 再発時期は症例数が少い為、人それぞれだろう。と。 その時期に告げられた余命が約10年。 次女を出産してまだ一年経っていないときでした。 (元)主人は、娘達の二十歳までの誕生日に毎年誕生日ケーキとメッセージが届けられるように用意するよう私に言いました。 実感が無かったわけではないですが、私は余命はあくまでもおよそ。 それなのに、子育て真っ最中の娘二人に将来見るであろう(いや、見ないかもしれない!)メッセージを書くことも、エンディングノートを書くことも出来ませんでした。 それよりも私は、日々一日一日を娘と関わり喜びに変えていこうと思ったのです。 時が経った今、実は再発の気配がしていますが、まだ私は余命など信じていません。 エンディングノートを書くより、一分一秒でも娘達の側で笑っていたいです。 わがままかな・・・。 ←クリックしてくださると励みになります☆ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.08 08:43:48
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