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母と娘の育児&闘病記~さくらだより~

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2017.11.08
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テーマ:闘病日記(4013)
カテゴリ:卵巣欠落症
みなさんはエンディングノートをご存知ですか?
私は、他人事の様に思いながらTVで話題に上がっていた6年ほど前に、エンディングノートを書くよう言われた事があります。
と言うのも、私は人間ドックでひっかかり、簡単な手術だと言われて卵巣の摘出手術をしました。
しかし、いざ手術が始まると、私が麻酔で眠っている間に【私がなにも答える事もなく】両側の卵巣を失いました。
更に、腫瘍はゼラチン状の粘液腫瘍であり、完全には取りきれずミクロ単位マクロ単位で残ってしまうとの事。
簡単に言うと、
『完治はしない。』という事です。
再発時期は症例数が少い為、人それぞれだろう。と。
その時期に告げられた余命が約10年。
次女を出産してまだ一年経っていないときでした。
(元)主人は、娘達の二十歳までの誕生日に毎年誕生日ケーキとメッセージが届けられるように用意するよう私に言いました。
実感が無かったわけではないですが、私は余命はあくまでもおよそ。
それなのに、子育て真っ最中の娘二人に将来見るであろう(いや、見ないかもしれない!)メッセージを書くことも、エンディングノートを書くことも出来ませんでした。
それよりも私は、日々一日一日を娘と関わり喜びに変えていこうと思ったのです。
時が経った今、実は再発の気配がしていますが、まだ私は余命など信じていません。
エンディングノートを書くより、一分一秒でも娘達の側で笑っていたいです。
わがままかな・・・。
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最終更新日  2017.11.08 08:43:48
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