「夏休みに子ども達と楽しいことをしてくれませんか?」そんな風に保護者から声を掛けられ、「では」と「幼稚園児を預かり体験型のプログラムを始めたのが7年前。初めは、夏休みの内10日間くらいだったのが、今は夏休み20日間、冬・春5日間のプログラムになっています。はじめは、4歳だった子ども達も6年生に…。今では、託児の0歳からボランティアの大学生まで、夏のきらきらは子どもたちであふれています
学年が大きくなると、幼稚園児のお世話をしてくれたり、私たちスタッフを手伝ったりするリーダーさんになります。そして4年生になるとプチボランティアという位置づけです。小さいころから、参加している子ども達は、中学生高校生ボランティアさんはもちろん大好きですが、プチボランティアになるのが憧れ。「エー、手伝うの?」といいつつ、とてもとても上手に下の子どもたちの面倒を見てくれるんですよ。はじめてきた中高生よりもよほど上手です。きょうは、隣町までローカル線に乗り遊びに行きました。となり街というよりはとなり村。山を歩き虫を捕り水路で遊び、廃校になった学校跡の公民館で走り回りました。水路では私達スタッフは、パンツまでびしょ濡れにされそれでも彼らの思いっきりの笑顔と笑い声に暑さもとんで行き、とてもすがすがしい日となりました。長期休暇のたびに集まる子ども達。多い日は40人、少ない日で10人。学区も、学年も違う子どもたちがすぐに打ち解け、そしてまた長期休暇の再会を楽しみにしています。学校とは違う場所に自分の居場所を求め、そして、学校の先生とは違う大人に触れ、学校とは違う自分を認めてほめてもらう喜び…私達も、彼らの素敵なところをたくさん見つけ保護者の方に伝えようと思っています。まだまだ、夏は続きます…黒板作りに、きらきらのフェンスの絵、水産試験場で魚にえさやり、イタリアンに挑戦などなど…がんばるぞぉー