テーマ:心のかたち、人のかたち(951)
カテゴリ:エッセイ
少し前になるけれど、長澤まさみが出ていたドラマ「プロポーズ大作戦」の
主題歌として流れていた桑田圭祐の「明日晴れるかな」の曲にいたく感動してた時があった。 たまたま訪れた長野へのドライブの最中にずっと聞いていた曲だった。 その中に 「神より賜えし孤独やトラブル 泣きたい時は泣きなよ」 というところがあります。なんて優しい歌詞なんだろうな、と思います。 世の中でたくさんの悲しいことや、辛いできごとが起こっても、 みんながこんな風に思えたなら、きっと幸せな人が増えそうな、 そんな気がします。 「在りし日の己を愛するために想い出は美しくあるのさ」 これもつらい日々を通り越してきたからこそわかる言葉だなぁと思います。 辛い想い出、忘れたい想い出、たくさんの事が必ずしも楽しく、喜びに満ちた 日々ではなくても、想い出はいつも今の現実よりは美しくて、それゆえに、 自分自身を肯定することができるんではないんじゃないかな、 その想い出という記憶の積み重なった人生を生きていけるんじゃないかな。。 「遠い過去よりまだ見ぬ人生は夢一つ叶えるためにある」 「奇跡の鍵を開けるのは誰?微笑よもう一度だけ 君は気づくでしょうか?その鍵はもう君の手のひらの上に」 この歌は小さな童話なんだな、と思います。歌として一時の流行で 終わらせてしまうのは惜しいくらい。 たくさんの過去は美しく形を変え、それらを受け止めることができたとして、 けれどそれだけでは先へは進めない。そのすべてを自分の心のバネに変えて 次のジャンプへと繋げることができたなら、明日の夢はもう手に届くところ にきっとあるに違いない。 暖かくて、前に進める素敵な曲だな、と思いました。 なんだろう。。誰かにありがとうと言いたいような。。そんな気持ちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 23, 2007 11:23:33 PM
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