カテゴリ:エッセイ
レンタルビデオ屋でもらった、歌詞集を地下鉄の中で見ていた。
絢香のJewelry dayや、倖田來未のfreaky、ケツメイシのまた君に会える、なんかが載っている。 どの歌詞を見ても、失恋の切なさだったり、明日への希望だったり、大好きな彼女への思いだったり、日本の音楽シーンて素敵だなと思う。 アメリカのラップではいつまでたってもテーマがお金と女とギャングだったりして、それがラップのテーマになっている。それでいつも同じようなプロモーションビデオだったり、アメリカ政府がラップの曲をランク分けして規制とかいう事態にまでなったりする。 けれど、日本でのラップはもちろん文化や環境があるにせよ、友情だったり、恋愛だったりして、歌詞が本当の詩になっていることが多い。 それはとても幸せなことだと思うし、こんな言葉たちが日本の子供たちの心のレベルを引き上げていると思う。 教育論争盛んな昨今だけれど、心を鍛えているのは、学校教育なんかじゃなくて、日々流れる音楽が大きな部分を占めているんじゃないか、そう思ったりする。 絢香jewelrydayから、 Ohいつかは終わる旅の中 愛する喜びをくれたあなたに ”ありがとう”叫ぶよ聞こえてるなら 声を届けて お願い・・ AIのI'llrememberyouから、 地球が回ってるように 君の周りも変わってくから 自分は変わらなくとも 時に進まないといけない 「あ~あのときにああしとけば」とか 人はいつも後になって 気付くことがあるケド そうやって育ってくんだ 分かってくんだ 巷のニュースは毎日悲しそうな目をしたアナウンサーが、多くの人々の不幸や批判を次々と語っているけれど、こんな歌詞が次々と生まれてきている日本は、きっといい方向に向かっていくのでは。。と楽観視してしまう。 こんな風に誰かを思いやったり、自分が成長していくことをしっかりと見つめられたなら、教育よりもずっと大事なものを日本人は決して失わないだろうな、そう思えてくる。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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